読みが外れた記事を簡単に分析して、糧と戒めにする回。

総務部のこやまです。
SNS運用って難しすぎますよね。

note pro導入1年になるのでデータも集まってきました。
再三言っている通りインプレッションを上げることは目的ではないものの、なんか示唆はありそうなので、効果の低かった記事を軸に簡単に振り返ってみることにしました。

めっちゃ正直に言うと、発信しようと思っていた記事の確認に時間がかかって今日公開が難しそうなので、なんとか捻り出した広報ネタです!
今週も一生懸命頑張ります。

いま?17:00です。



分析実施の背景

ちなみになぜこんな分析をしようと思ったかというと、運用当初から"個人的な" 目標がありまして、"読まれなかった記事" を分析することで1歩前へ進めそうだと思っているからです。

その目標が、

一過性でなく、常時心地よい風が吹くアカウントを確立すること

というもの。
弊社の発信においてはこんなフローによって実現されると信じています。


  1. 毎週自信を持って世界に見せられるクオリティの記事を公開する
    - 当たり前!なお今週…

  2. 結果社員にも登場することにプラスの感情を抱いてもらう
    - こんなにしてくれるなら出てやってもいいぜ!感

  3. そしてできるいい記事で読み手の方にも満足していただく
    ‐ 貴重な時間を使っていただくからには!

  4. みんなしあわせ
    ‐ こやまもうれしい=毎週続けられる!また1に戻る!

そして走り続ける


お気づきですか?

実は1、2、4の3つは弊社あるいは担当者の努力でカバーできる部分ですが、3つ目だけは主語が読み手の方に変わります。だからこそ発信しっぱなしではなく、PDCAかOODAか、あるいはその両方かはたまた別の手段によって点検→ループさせるべき、というのはもはや必然的なことです。

なので今回実施してみることにしました。
ズレていたり、難しく捉えすぎていたら指摘してください。覚醒します。

よかった記事から得たヒントももちろんたくさんあるのは事実です。
次に、分析前の段階でぼんやりと思っていることを記載します。




SNS、やっぱりやってみないとわからなさすぎる

想定内 / 想定外 のことは多々あり、「誰が田舎にある謎企業の大掃除を見たいんだ…」とか「古い印刷室を改装する話、書きようがない。滑る予感がする…」とか思っていた頃が私にもありました。

これはいい方に外れてくれた例ですが、悪い方に転んだ場合、先ほど紹介したフローが実現されないことになってしまいます。

公開ボタンを押してみないとわからないことが本当にたくさんあった2年間でした。少しずつ、感覚的に理解はできるようになってきたものの、これを言語化できたら…。


余談:私見とルール再確認

読者!というワイドで超絶ビッグワードな括り、そしてペルソナ!とかいう自分の心の中でつくり上げた幻想に向けて記事を書いているうちはまだまだなのかもしれません。しかも狙いすぎて虚像を生み出してしまいそうな予感がするので、発信はすればするほど難しい。(個人的な意見です)

▶ルールの再確認
弊社の場合はSNS運用を「炎上しない🔥」という漠然としたルールひとつの下で運用しています。担当者としての私はSNS=人間の心の集合体くらいに捉えていますが、匿名性特有の "没個性化" や ”群集心理” も働くはずなので最大限想像力を働かせるくらいしか予防策が講じられません。

自分が最大限一般的な感覚を持って、これを言われたとき、お相手の顔色がどうなっているか想像すること!くらいしか言えないのがまた…。




今回良くないことにあえてスポットするのはなぜか

弊社にとってもブーメランな見出しなのですが、良いことは大々的に発信する一方で、悪いことはこっそり引き出しの中にしまい込みがちです。
通常表出化されない要素ですが、今回はそこにあえてスポットしてみます。

多くのケースでは社内などで振り返りがされているでしょうが、当事者目線だけでは見失ってしまうことがたくさんあります。この後いくつか仮説を立てようと思いますが、あまりにも的外れだったら教えてほしいのです!
そのために公開しますから!




この記事というよりこれからも:定量・定性双方に目を向けること

なお効果測定や事後分析では表面的な定量値に目が行きがちですが、定性面も十分に考慮して検討を進めます。PVやスキの数が多ければOKならば、義理で押してもらいまくればいい記事が完成してしまいます。

また単一の記事分析は想像や推測も入れていけば様々な観点からできますが、前後の記事や発信全体の方向性とのマッチング、他SNS上で起こった変数などにも留意はしていきたいところです。

通知欄やAnalyticsなどなどを通じて反応を相当細かく見ている方だと自信はあるので、これからも継続したいところ。
そんな私は分析を経て仮説をいくつか立ててきました。
大学院で学んだことは… 今回はほとんど使ってないです。笑




仮説①:時期的要因

基本的には水曜日ならば記事を公開するスタンスを続けています。
年末年始・GW等も記事公開をしていますが、実は効果が薄い

元旦に記事を公開する
そんな頃が弊社にもありました…

12月~1月は振り返りや抱負みたいな記事が生まれ、note全体で投稿数が多い!みたいな話をCSカスタマーサクセスの方から聞いたことがある気もします。

ただ…


少しブレイクダウンして要因を推測してみますが…
世の中には多種多様なコンテンツがあふれており、その全てが限られた時間的リソース=可処分時間を奪い合っているのは紛れもない事実です。
他SNSはわかりやすい競合の例ですが、実家に帰省する時間も、旅行に行く時間も間接的には競合になってくることは想像に難しくありません。

思ったよりジグザグしてるでしょう…?
これ、土・日・祝にPV落ちてへこんでるんだぜ…

毎週水曜に最新記事がアップされるので週半ばに上昇する動きが全体として見られますが、弊社アカウントでは土日でもPVに谷が生まれています。

2023/04/01~2023/06/30 の推移


長期休暇等になるとそれがさらに顕著に表れ、noteの、中でもイシダテックの記事が時間を消費するコンテンツとして低い優先順位にあることもまた想像に難しくありません。

何が言いたいかというと、毎週水曜に固執する必要はないのかもしれない「フレキシブル週1発信」に方針転換すべき?ということが見えてきます。

谷間にいる記事…
書き方も時期も悪かったかな🥺

FOOMA JAPAN 2023 出店告知 & 装置製作の様子を公開!は、GWのど真ん中である2023/05/03に公開した。前後の記事とは大きく方向性こそ異なれどPVにもスキ数にも大きな溝があるのは明白。公開後タグ等で追いやすい記事でもないので、埋もれてしまった確率が高そう。




仮説②:そもそも読む意味も理由もない

「大掃除、どうせやるなら、ちゃんとやった話。」の際に聞いたn=5くらいの意見なのですが、”企業の発信は通常スルーしています” という意見は想像以上に多いことを忘れてはなりません。
そんな前提を私個人は理解しているにもかかわらず、下記のようなちょっとわかりにくい記事を生み出している時があります。
せめて下記のポイントはチェックリストとして心得ておきます…。


  • 誰向けかがちゃんとわかる / noteでの発信としては狭すぎないか?

誰向けかははっきりしているものの、非常に狭い読み手に向けた記事。
沼津高専の学生さんでかつインターンシップ説明会で私の話を聞いた30~50人にしかわからない記事である。
一般の方にも読めるようにしたつもりなのですが、タイトルの時点でその可能性を自ら潰してしまっています…  お読みいただいた方へは感謝です…


  • 尖りすぎない & 意思を込める

なぜスウェーデン語?

_人人人人人人人人人人人人人_
> そもそも誰にも読めない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

でもご協力いただいた社長の友人・Danielさんには心から御礼を伝えたい。





仮説③ プラットフォームとの相性


noteにもいろいろある中で…


ハード特化の記事

弊社の本業にも関するものですが、文章で伝えることがとにかく難しい。
改めて見返すと読みにくい / 伝わりにくい記事も存在していますが、ここは別プラットフォームで補っていくスタイルがいいのかもしれないです。

加えて「それとなく」を評価していただいていたことからもわかるように、直接的に自社のことを語るのは、「う~ん」な感じもまだまだします。
機械の説明をするのに、稼働している場所や処理対象物を具体的には書けないジレンマとの戦いにもなるのが現状ですが、将来的にはお客さまに登場していただけたら面白そう!とか製品×作った人という合わせ技で記事を作れたらなあ!などトライしてみたい方法も存在はしています。

それに加えて、FOOMAの1本目の記事は全体像 (どんな装置なのかとか…) もぼやけており、So what感が出てしまったことに反省しています。

しかしながら、AI!とかDX!が絡むとその傾向にまた変化が出る。
ただプラットフォーム内のユーザーの興味に弊社側が寄せるのは違うので、このジャンルにおけるインプレッションはあまり気にしないように…
営業・採用ツールの一つとして有効に使われているかで点検しましょう…
と、社内に予防線を張りたい(笑)

傾向の異なる例は「普通やらんやろ」感もあるラジオ体操自動化


焼津文脈の記事

noteでは地理的にユーザーが選別されることはないですし、「焼津に関する記事が読みたい!」と思って到達することは極めてレアだと想像されます。
逆説的には新規性○なテーマなので "書き方" 次第では、もう少しどうにかできそうなネタでもあります。

方法論に収束しそうなのでご想像にお任せしますが、この辺りの記事は過去の経験から机上でまとめているだけ感がある、毎週更新においてその場しのぎ感がある記事だと思われてしまったのではないか?とも猛省しています。

朝ラーとおでかけレポートはそれなりに読まれているが、推しスポットは実際に読み手の方が訪れる可能性は低いとも考慮すると読みにくい+自分事的にも捉えにくいテーマだったかもしれない。
いいところなのね?くらいには思っても、そこ止まりになるケースが大半。
※私の経験上です




仮説④というより事実?:前編後編スタイル

ボリュームが大きくなりすぎてしまった時、パートを分けた記事作成を2022年5月頃までしていました。1つの内容で2週間生き延びられるからです。

想像がつきそうなものですが、「後編」から読む方は少数派だと思われますので、インプレッションに大きな差が生まれます。
だがしかし!大事な結論は大抵「後編」の最後に書いてあります。

前編:👀 1,123     ❤ 55
後編:👀 833  ❤ 35
山村さんのインタビュー後編の末尾は弊社のnote全記事の中で1,2を争うレベルで読んでいただきたいにも関わらず、自ずから目に触れにくい部分に置いてしまったことを私は猛省しています。

前編から後編でPV▲26%

前編:👀 1,111  ❤ 27
後編:👀 712  ❤ 19

前編から後編でPV▲36%




仮説⑤:ファーストタッチ、重要…?

サムネイルはこれまで手が回りきらなかったものでもあるのですが、Canva Proを導入してもらいまして、逃げられなくなりました。

そこでちゃんとサムネイルを作ったら

Twitterのリンククリックが倍増しました。これは… ちゃんとやるべきか…?
と思っていたらnote上でのインプレッションがそんなによくなかった。
 (社長ごめんなさい。笑)

もしかするとサムネイルをがんばりすぎるとみなさんの本文への期待値が上がりすぎるのかもしれない。一体私はどうすればいいのだ―。




仮説⑥:動線作らないと厳しい説

note pro活用セミナーでは少しお話ししたのですが、やっぱりなんだかんだ返報性的要素も強いSNS。通知欄を使った動線設計という秘密の作業を2023年5月はほとんど行わずに過ごしてみました。

結果、水曜以外の平日に来る通知がぐっと減っています。

論よりファクト
4月から5月にかけて総PVも▲36%減しました

法人ユーザーも増え続ける環境下、弊社のような中小企業は工夫も凝らして運用していく必要がありそうです。
ネームバリューが強い企業とは少し異なる戦い方も心得ておきたいですね。



振り返りを経て

・フレキシブル毎週更新
・満足できないレベルの記事なら公開しない
・サムネイル、本文、内容全部徹底!
・視認性、判読性、語彙力、つまり可読性の徹底!
・届く可能性を自ら狭めない!
・創意工夫、そして影響力発揮手段を心得る 

あたりは今回の記事を書いていて見えてきた部分です。
スキル的な意味での属人化は正直なかなかにクリアできない問題であるかと思っていますが、イシダテック内で所有するノウハウ・メソッド的な意味ではそろそろ体系化していきたいフェーズでもあるように思います。
今回はちょっと緊急でしたが、広報的な文脈でフォローいただいている方も実は結構多いので、時々息抜きみたいにこういった内情の話もしてみます。
なお、来週はしっかりとした記事が出ます!(こやま)

それでも広報ネタはほどほどに…
あとHPの更新も頑張りたいんです…

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