![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64350969/rectangle_large_type_2_be6827ceabc63b9df88aa18593021f7a.png?width=1200)
大掃除、どうせやるなら、ちゃんとやった話。
総務部のこやまです。
初投稿の「はじめまして。イシダテックです。」の投稿からあっという間に3か月。多くの方にお読みいただき、本当にありがとうございます!
記事を投稿した頃は真夏。
その頃撮影していた写真を見ると、青々とした芝生が印象的でした。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64283257/picture_pc_98ce6837fa2ca3caff8888e8c4040414.jpg?width=1200)
イシダテックの工場、古すぎ……?
奥に見えるのは工場ですが、人によっては感じるかもしれません。
― 古い、と。
しかし、否定することはできません。
弊社が焼津市坂本に本社を構えたのは昭和48年。
当時は最新式だった事務所や工場も、実に半世紀の時を経ています。
![ishidaの機械](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64336265/picture_pc_59ed921b203e8b1e56c265f63e1e22b3.png?width=1200)
創業者は物流が「鉄の車:鉄道」から「ゴムの車:自動車」に移行すると見越し、航空写真を手掛かりに東名高速道路焼津インターにほど近いここを移転先として選んだそう。恐るべき先見の明。
- 古文書(会社紹介資料)より
![ishidaの機械2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64336283/picture_pc_227f4949bfb89cc6e5e62d230b77f104.png?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64284071/picture_pc_0d173902eff59727d45d01c6fc733eed.jpg?width=1200)
航空写真:おそらく移転から間もない昭和40年代の写真と現在を比較
当時はまだ前身である石田鉄工所という組織であったことや、
「JR焼津駅」ではなく「国鉄焼津駅」という文言からも時代が感じられる。
あるお客様のおことば
年月とともにかなりの歴史が刻まれてきたこの場所ですが……。
「古いけれど整理されている工場だね ――。」
「工場は古くてもいいんです。よく整理整頓されていれば ――。」
「この工場は意味のないモノが置かれていない ――。」
お客様も全国から訪ねてきてくださる中、
こんなうれしいお言葉をいただくことがあります。
中原さんも初めてここに来た時のことを思い出し、
「建物も古臭いけど、中では最先端のものを作っている会社なんだな〜」
という旨のコメントを残していました。
「いい状態」を大掃除で保とう!
気づけば寒くなり始め、2021年も残りはおよそ2ヶ月。
今年も迫ってきました。大掃除の季節が。
イシダテック、毎年最終営業日は半日かけて大掃除をしています。
そして……。
「いい状態」は保ち、可能なところはより良くするべく、
特に昨年末は全力でやりました。
計画と記録が残されているので、振り返ってみようと思います。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64334106/picture_pc_cf8d512565ccafef5b9695dee0c12a00.png?width=1200)
モットーは「大掃除 どうせやるなら ちゃんとやる」
なぜそこまで全力で大掃除を
全社員が参加して、時間を確保してやるならば……。
普段の仕事同様にちゃんとやろう!というのが全力を出した動機。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (1)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64334120/picture_pc_ccab72942cb751c3229ec424905008e3.png?width=1200)
渾身のスベりを見せた「SUS304の呼吸」
敷地内の実態
お客さまから工場は綺麗と言っていただいていても、敷地内には……、
「いつか使うだろう」「誰かが使うんだろう」そんな意識で放置されたものが多数。
その結果、
・構造物です
・私は必要です
・チキンレースに勝ちました
・平成の間ずっとここにいました
という空気感を放つ謎のゴミたちも。
大掃除を機会に一掃し、より良い社内環境の維持・拡大を目指しました。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (2)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64334249/picture_pc_7ecb30ce352420ed438c627220ab1faf.png?width=1200)
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (3)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64334258/picture_pc_4d7574f0edbc79e1508bcba585f1a7cc.png?width=1200)
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (4)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64334259/picture_pc_cdd3bf6e5ea9139e92f9ea98aa8d0978.png?width=1200)
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (5)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64334262/picture_pc_0ec2132a02807824ed0542a08bb6e22d.png?width=1200)
どうせやるなら、ちゃんとやるために
エリア分担や班決め、各班ごとの完了要件まで定め、徹底的に準備します。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (8)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64335976/picture_pc_251c0988daf1792572d00c2f022b1d69.png?width=1200)
小さなDXも
大掃除でできる小さなDX。
QA対応はChatでリアルタイム受付。判断に迷ったものも残さない。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (11)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64337027/picture_pc_aa9e30fb605de1c261fa8dfa44a7db51.png?width=1200)
劇的なビフォーアフター
こうして社長以下全社員総出、半日かけて行った掃除。
全社員にいつもの仕事と変わらぬ「本気」を見せていただき、不用品や山積した落ち葉までも一掃されました。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (9)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64336044/picture_pc_50ff21bc604e59f5fd6272d6484ac7cf.png?width=1200)
弊社の顔(?)ヴィーナスもシャワーを。
指示がなくともすべきことを見つけたり、自身の担当エリアの掃除が早く終わったグループが他エリアに応援に行ったりする姿も印象的でした。
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (12)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64337234/picture_pc_03d497a5076a17c9052be01aadefd60a.png?width=1200)
![9_大掃除計画および記録_2020_v.2.0_A4_20201211.pptx (10)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64337280/picture_pc_04decb103aa9264e585a83053bc78822.png?width=1200)
大掃除をして思うこと
様々な課題を見つけることにもつながると感じた良い経験でした。
効率や働きやすさも上がり、より安全にも配慮しやすくなる。
普段から身の回りをきれいにし続けたり、ゴミが落ちていたら拾ったり。
そんな意識も高まった気がしています。
今年もちゃんと目的感やゴールを決めて実施したいですね!(こやま)
そして何より、これからも歴史を大切に。建物は古いかもですが(笑)
その中では時代の最先端を行く、そしてお客様の成長に貢献する「秘密兵器」を作り続けるために、環境整備は継続していきたいと思います。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64338165/picture_pc_e69dfed079915aa753cf78def7f5caea.jpg?width=1200)