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#WORKS

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たまには本業の話をストレートにさせてください。 企画・構想・設計・製造まで、様々な力が結集して形になる集大成が"秘密兵器"。 そんな弊社の業務をご紹介するとともに、採用関連の記事…
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「ものづくり」の現場を伝えたい。【省力機械実装課編】

総務部のこやまです。 以前ご紹介した「機械場編」に続き、「省力機械実装課」の業務に触れながら「ものづくり」の現場をお伝えしていきたく。工場見学的にお読みいただくことも可能とは思いますので、みなさんお付き合いください! 製造部 省力機械実装課製造部には2つの課(≒職種)が存在します。 前回の機械場(機械加工課)に続き、今回紹介するのは装置の組立をメイン業務とする省力機械実装課です。 機械加工課については… 比較的業務内容が言語化しやすい(当社比) 他社での勤務含め、経

アラスカだより

静岡県焼津市にあるイシダテック、総務部の小山です。突然ですが……。 スケソウダラって食べます?日本在住の方で「全く食べません!」という方は珍しいと思います! 過去には弊社のレジェンドのインタビューをお届けしましたが、その中でも「Surimi」こと「すり身」に関する話題がありましたね。 そんなすり身の原料はスケソウダラ、そして主要漁場はアラスカ。 遠く離れた北米の話ながら、皆さんの食卓と深い関係がある場所です。 今回はそんなアラスカの話をしてみます。 イシダテック社員は

「ものづくり」の現場を伝えたい。【機械場編】

総務部のこやまです。突然ですが…… 悩みがあります イシダテックは2021年8月から発信活動に力を入れ始めました。 以来noteやデジタルツールの運用、さらには結桜さん関連の取り組みでもお問い合わせをいただく機会が少しずつ増えつつあります。しかし……。 本業と関係なくはないけど、ない本日も日経クロストレンドさまにて記事が掲載されました。 というワードが登場します。 採用広報という文脈で、それとなく社風を伝えることはできてきました。 しかし、魔境の謎部屋を改装することは

Past Masters|製品で振り返るイシダテックの歴史

個人創業75年を目の前に弊社の歴史は1台の中古旋盤を購入した1948年3月1日に始まりました。 18年後、1966年7月26日には株式会社石田鉄工所として法人成り。 1989年4月20日には製造部門・資材部門を分離して株式会社イシダテックが生まれ、最終的には業務を全面移管し今日に至っています。 (発明家たちはどうしたら人々がもっと快適に、便利に暮らせるようになるかを考えていたから)「発明の原動力は『優しさ』なのかもしれません」 とも述べた創業者、石田稔氏は焼津のエジソンと呼

約30年前に製作された #企業のnote は、創業者である "静岡のエヂソン" から学ぶべきことばかりだった話。

総務部のこやまです。 突然ですが……。 私はnoteでの情報発信においては、創業者である "会長" こと 石田稔 氏に関する小ネタを、記事の随所で言及することを密かに肝に銘じています。 弊社・イシダテックの前身にあたる石田鉄工所、さらに個人創業まで遡れば1948年に中古旋盤を購入してから、『手作業を機械化する』というテーマに長年挑み続けたことは記録としても多く残されており、こういったルーツは企業として大切にすべきであると思っているからです。 また、かつてはPR活動として

研究開発合宿、やってみた。

「むりだ むりすぎる」こんにちは、イシダテックの石田です。 2023年8月で運用開始2周年を迎えた弊社。 関係者も少し増えつつあり、また当初から採用認知度を向上させようという目的もあったため、3年めからは採用活動とまとめて定例会を開く運用にしました。 話題的に脇道に逸れて盛り上がるトピックも多く、気を抜くと30分を過ぎてしまう・・・ただそれでも、30分で終わらせないと行けない気がする12:00終わりの週次予定。 noteは発信媒体のうち最も注力しているので、週次予定やパ

FOOMA JAPAN 2022国際食品工業展に出展します!【6/7〜10】

イシダテック 総務部の小山です。 緊急告知があります! 6/7~6/10の3日間、東京ビッグサイトで行われる国際食品工業展、 『FOOMA JAPAN 2022』に出展します! そもそも、FOOMA とは ”国際食品工業展”であるFOOMAの目的は、こう表現されています。 そして弊社、イシダテックは100社100様の課題を抱えるお客様に対し、独創的な発想によりオーダーメイド機械・装置を製作、お客様の成長に貢献する「秘密兵器」として生産現場にお届けし続けています。 近

FOOMA JAPAN 2022 へ行ってきました。【展示会レポート】

イシダテック 総務部の小山です。 先週のnote記事にて、 「FOOMA JAPAN 2022国際食品工業展に出展します!」 とお伝えしました。 私も会場まで足を運んできたので、レポートとして当記事を公開します! 東京ビッグサイトへ! 私個人は初のFOOMA見学でした。 広い会場にも関わらず、人・人・人だった印象です! 出展ブースの様子 出展は 先週の記事 でお伝えした通り急遽決定したもの。 お声掛けいただいたニチモウ株式会社様ブースの一角をお借りしています。

FOOMA JAPAN 2023 出展告知 & 装置製作の様子を公開!

総務部のこやまです。 イシダテック、FOOMA JAPAN 2023 へ単独出展します! FOOMA JAPANとは 物凄くシンプルには、多分野の食品製造機械展示会です。 しかし強みのひとつは 出展社・来場者のBtoBパワー と表現されています。 逆説的には一般の方にとってはあまり馴染みのない展示会ですよね。 しかしながら食品製造テクノロジーは、みなさんの生活にも密接に関係しているものです。安全・安心という命題を追い求め、生産性向上や高効率化のために幅広い分野のあらゆ

参加&出展レポート #FOOMAJAPAN2023

総務部のこやまです。 出展告知・製作過程を一部公開したように、弊社は今年FOOMAに焼き菓子の検査ラインをデモンストレーションする装置を出展しています。 開催初日となった2023年6月6日、私も会場を訪問してきました! 通常本業における取り組み内容の発信が難しい弊社。 普段あまりしない本業の話を詳しくさせてください! デモ装置の見どころ! 製作過程をnoteでもご紹介したデモ装置。 マテリアルハンドリング・アキューム装置 と命名されました。 約W3000×D1500とい

AI(深層学習)を利用した装置を筑波大学と一緒に開発してみた<中間レビュー>

総務部のこやまです。 現在イシダテックでは、お客様のご相談、ご依頼を受け、 「AI(深層学習)を利用した検査装置の開発」を行っています。 先日、共同で開発を行っている、筑波大学のみなさんと中間レビュー会を実施しました。今回はその模様をご紹介します! 筑波大学との共同開発スタートのきっかけきっかけに触れる前に、「イシダテックの歴史」を少しだけ紐解きます。 「できます!」「やってみましょう!」 そんな一言からお客様のお悩みを解決する方法を一緒に考え、 生産現場にお客様の成長に

[参加レポート]IEEE BigData 2022 Poster Session|2022年もお世話になりました!

総務部のこやまです。 早いもので2022年最後の水曜日になりました。 イシダテック、IEEE BigData 2022 Poster Session に参加した件 先日、大阪府内で開催されたIEEE BigData 2022。 そのPoster Sessionに参加してきました―。 中原さんが。 そもそも IEEE BigData 2022 とは あまり聞きなれないものとも思いますので、簡単に解説します。 まず、公式HPでは下記のように記載されています。 つまり…

焼津×漁業×デジタル化、そしてイシダテックとAI。

総務部のこやまです。 先日、2023年6月14日、静岡県/水産・海洋技術研究所 さまにて開かれた 第72回水産加工技術セミナー・ヒスタミン測定講習会セミナー に弊社社長の石田が登壇させていただきましたので、内容をまとめます。 まず、焼津と言えば―。多くの方は "さかなのまち" と答えます。 ここ最近はイベント類も従来通り行われるようになり、水産物の需要は比例して増加が予測されると言われています。 しかしながら原料高などコスト上昇には歯止めがかからない状況です。 今回登壇した

正社員の中途採用、はじめました。

イシダテック総務部の小山です。 2021/12/16~製造部メンバーの募集を本格化、「JOB 静岡」へ掲載しています! ▼イシダテックの求人ページはこちらから ただ、73年積み重ねてきた弊社のことを枠内で伝えきれませんでした。 そこで、オウンドメディアの一つとして利用している当noteを用い、 具体的なイメージにつなけていただくことを目的に本記事を公開します。 イシダテックという企業について おそらくはじめまして、という方が大半かと思います。 何を作っているの?どんな雰