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研究開発合宿、やってみた。

「むりだ むりすぎる」

こんにちは、イシダテックの石田です。
2023年8月で運用開始2周年を迎えた弊社。

関係者も少し増えつつあり、また当初から採用認知度を向上させようという目的もあったため、3年めからは採用活動とまとめて定例会を開く運用にしました。

「外向きなやつ全部乗せとけ」的な語彙力少なめタイトル

話題的に脇道に逸れて盛り上がるトピックも多く、気を抜くと30分を過ぎてしまう・・・ただそれでも、30分で終わらせないと行けない気がする12:00終わりの週次予定。

noteは発信媒体のうち最も注力しているので、週次予定やパフォーマンスを振り返ります。ところが、発信計画の中にタイトルらしからぬタイトルが入っていることに気がつきます。

むりだ むりすぎる


#notethon (ノートソン、マラソンやハッカソンにこじつけて名付けた24時間noteを更新し続ける祭り)の準備で忙しい。ネタがない。
でも「ネタがないのはなぜなのか?」をネタにする記事は書いてしまった。

いろいろあってパンクしてます、すみません…(こやま)

#本末転倒


そうだ・・・
研究開発合宿があるじゃない・・・

そんなわけで、私石田が、イシダテックと筑波大学+αの研究開発合宿に参加したレポートを行います。




研究開発合宿とは

イシダテックでは、筑波大学のシステム情報系知覚拡張システム研究室と継続的に共同研究をしています。ここでは、教師なしAIや、運用中のAIのモデル劣化を検知するシステムなどを共同研究しているほか、通常のプロジェクトやお客様との会議から派生的に発生する、AIやデジタルなどを含む知覚拡張ネタ(人間の能力をマシンによって拡張・補完する)を取り扱います。

noteをはじめてすぐに触れたことのある内容でもありました(こやま)


通常は、隔週で1.5時間程度の「セッション」と呼ばれる単位で、研究プロジェクトの進捗確認や進行上の課題をディスカッションする会をオンラインで開催しています。(焼津-つくば-東京-埼玉などの参加者をつなぎます)

ところが、新たなプロジェクト開始やメンバーが加わったタイミングで、まとまった時間を対面で一緒に過ごす会、いわゆる合宿を実施することがあります。合宿と言っても別に同じ宿に泊まるわけではないのですが、この会で初めてお会いする研究メンバーや、なかなか対面で長時間議論や思考のために用いる機会が少ない中、とても有意義な時間です。

もう来年の3月まで記録フォーマットが…


また、イシダテックにはその時々に応じた組み立て中の装置やデモンストレーションのための機械があり、工場見学するチャンスもあるため、異分野の方には新鮮に映るようです。




当日の様子

今回のトピックは少し幅広いのですが、AI、デジタル領域に関するものがほとんどでした。まずはコンピュータビジョンと機械学習を水産分野に応用されている家永先生の自己紹介。


まだ未発表の研究があり、全てはお伝えできません。
が、発表されたものでお伝えすると、例えば養殖マグロの孵化前の卵から、良い稚魚に育つ可能性が高いものを選び出すAIに関する研究。
すんげえええええ!!

イシダテックが行っている水揚げ時のAI活用と組み合わせれば、まさにゆりかごから墓場まで!!イギリス労働党も驚きのAI活用大作戦!
その後、イシダテックが行う研究、水産xデジタルx冷凍カツオの実物を見学するために、静岡県水産・海洋技術研究所さんにご訪問。

セミナーでもお伺いした場所で、焼津新港地区にある


詳細に漁業や冷凍カツオに関するテクニカルなお話を教えていただきました。静岡県水産・海洋技術研究所の上席研究員の二村様には大変お世話になりありがとうございました。

二村さま
「冷凍カツオをこのようにまじまじとご覧になるのは初めてでしょう」

一同
「  お 腹 空 い て き ま し た ね  」


漁獲、船内保管、水揚げ、陸上保管の詳細な運用方法や、各点での課題感、また現在取り組むデジタル化に必要な情報を伺うことができ、現地で現物を拝見する大切さを改めて噛み締めました。

軽いお昼を挟んで、開発予定のソフトウェアのデータベースがどのようにあるべきか、構造(アーキテクチャ)的な議論と、詳細な仕様の議論へ。
先ほどの見学内容や実運用の理解を踏まえ、ざっくりとアーキテクチャを議論したあとは、デジタルツイン班、ソフトウェア仕様班、データ戦略班に分かれます。




デジタルツイン班

FOOMA2023の出展時に、物理的な展示物の動きと(あたかも)同期しているように見せたソフトウェアが好評でした。

HPの写真中央のモニターに映る画面がそれで、画面上の黄色い円盤と装置上でのクッキーの移動が同期されている(風になっている)。


ハードウェアのデジタルツイン化は、開発~設計段階においてもとても有効だと考えているため、この汎用的なソフトウェアを制作しています。今までは「やって(製作して)みなければわからない」という内容を「やってみる前からだいたい分かる」という状態にして、開発・設計の精度を向上するとともに、お客様との共通認識を高いレベルで共有することに繋がる・・・と考えています。

ここには、事業推進室の中田と、筑波大学のエースの方が携わってくれています。
「ないなら作ればいいのでは?」を地で行く中田さん素敵です。


今再びの、たしかに―。(こやま)

あ、ちなみに中田と一緒に働くメンバーを募集中です!!ものづくりが好きで、ロボコンやってた方は相当楽しく働けると思います。ぜひご連絡お待ちしています!




ソフトウェア仕様班

実際の運用を鑑みたデータベースやソフトウェア仕様を詳細に議論していきます。事前に文書で定義された以上のことを、身振り手振りろくろを回しながらお話していきます。

発散と収束を繰り返すなかで新たなアイデアも生まれて、このあたりは対面のいいところですね。




データ戦略班

実務的にはやることが少なくなって暇な 善甫准教、家永助教、石田が今後の水産分野にテクノロジーをどのように応用していくか、そのコンセプトを議論しました。

とりわけAIの社会実装はまだまだ可能性がある分野と認識しており、その分、焦点を絞らないといけないということも強調されました。
社会的にインパクトがあり、役立つ活動につなげるため、集まるデータをどのように分析し活用するかを真面目に話し合う・・・フリをして、妄想話が大半でした。

ただ2024年3月までに一定の成果が出せる兆しもあり、粛々と頑張ります!

これが 地方企業、事業継承、DX、サービス/事業開発 のリアル




ラップアップと懇親会

1日めの最後には議論も収束し、和やかに終了を迎える。
かのように見えました。

が、

中田
「すみません、これってどこに記録してるんですかね?二度と同じ議論をしたくないので、今全部書きましょう。絶対、誰かが後から蒸し返すと思うんですよね」

2度と同じことは繰り返したくない執念が効率化を呼ぶ。そして蒸し返すのは大体石田。

というわけで、今後のスケジュールとTODOを確認と記録し、Redmineの関係チケットをアップデートしたところでディスカッションの部は終了しました。

懇親会は、いつもの「焼津かぜんぐ」へ。
待ちに待ったカツオと美味しいビールを手に、懇親も深まりました。

いつもありがとう、がぜんぐ。個人でも大変お世話になっております。
先日タカバシさん(@draftbeerman)と訪問したのですが、素敵なブログになってました。(こやま)




5:00AM。ジム、INー

以前、共同で論文を執筆したのですが、全く異なるワークライフを送っても唯一安心してWEB会議ができる時間、それは4:00-7:00AM。善甫准教と石田はどちらかというと朝型なのです。

どう考えても朝型、である。(こやま)


共同研究を行うにあたり、当然のごとくビジョンを共に描き、さらにセロトニンの量も揃えなければならない気がします。

セロトニンはどっちでもいいと思う(こやま)

予定通り起きているぞ、体調も良いぞ、EAAも接種したぞ、ということがひと目で分かる、「うさぎの高速腹筋スタンプ」


9月の朝。だいぶ夜明けも遅くなってきて、秋の訪れを感じます。

朝じゃない、まだ夜だよ(こやま)

石田「善甫さん、どこにお泊りなんですか?」
善甫「ドヒツ・・・旅館・・・?」

噂では釣ったお魚も調理していただけるとか(こやま)

\\つくしりょかん//
焼津の老舗です。


とりあえず、5:00にジムIN。

4分割法、PushPull法、お互いトレーニングのスケジューリングは異なりますが、分泌する神経伝達物質は同じです。

そんな善甫先生は2023年4月、
筑波大学システム情報系准教授に!




7:00AM。サウナINー

約80分のルーティンをこなし、ここで通常であればエキチカ温泉黒潮をおすすめするものの、今回は物見遊山で「サウナ しきじ」へ。

もともと近くでサウナの予定だったため、整う予定が45分ビハインド。


サウナの名門で数セット繰り返し、9:00AMにはすべて仕上がった状態で日曜が始まりますー。研究は続く・・・!

全国からサウナーが集まる聖地ことしきじ




今回やってよかったこと

ここまでを振り返って、次回に向けてやってよかったことメモを共有します。

  1. 「緊急ではないが重要なこと」について、先に日付を決めた。
    研究チームは、その時々のプロジェクトに合わせて複数大学、複数企業に所属するメンバーで構成されるため、「対面で一度は集まってきちんと時間を取ることが重要。だけどみんな忙しそう・・・」という誰もが重要とわかっているが、緊急性がないためついつい後回しになりがちなイベント。
    これを「いろいろあるけどこの日にやるか!」
    という日付を決めてしまうやり方で実施でき、結果として関係者の満足度や充実度も高かった
    のは良かったです。

  2. 時間割の枠(スロット)だけ先に決める。内容は後で収める。
    アジェンダを細かくせずに、大テーマだけ事前に決定し、時間割はフレキシブルな時間スロット制にした。上記のような背景から、かなりトピックは流動的です。したがって、重要なものからなんとか1トピック2時間でやる、そのための時間だけ区切っておくスロット形式で予定を組んでいました。結果、柔軟性があり、十分に議論でき、ゴールにもたどり着けため、次回も採用したいと感じました。

    [Slot#1] 11:00~13:00
    [Slot#2] 13:00~15:00
    [Slot#3] 15:00~17:00
    [Slot#4] 17:00~18:00

    を決めておき、導入時に各スロットで誰が何をするかを割り当てる方法。(これなにか名前があるんですかね?)

  3. 現場に訪問でき、実物を見ることができた。
    現地現物で関係者のお話も伺うことができました。そうすると写真や動画とはまた違ったことが見えてきます。
    現場を見てそれぞれの専門の立場から、思い思いの質問や議論をぶつけることで、会議室やオンラインでは難しい、類推や発散を経験できました。
    現場に行くことって本当に大切ですね。



#notethon
いよいよ来週ですね・・・!

絶賛準備中!よろしくお願いします!(こやま)

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