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THE DAY|エクストリーム出社編


1日を追ったら、エクストリーム出社だった。


イシダテック・社長である石田の朝は、早い。
実はその片鱗はこれまでもお見せしたことがありました。
過去noteでも使用されたRedmineのチケット、その更新日時は―。

コピー室リノベーション 記入時刻:2022/05/09 5:46
Redmineの表示は日本時間、朝である。

朝生まれたアイデア…


さらに、社長から送られてきたチャットは―。
受信時刻:2022/08/30 (火) 4:40
Googleの表示も日本時間。これも朝である。

アイディエーションは朝すべし、の裏付けかも。
かつてインタビューした山村さんも「朝方まどろんでるときに何かをひらめくことがある」と言っていましたね。

「独創的なアイデア」そして「自由」を大事にするイシダテックのトップはどんな1日を過ごしているのでしょうか…!


Google Calenderのしもべ


この企画の始まりには、弊社で根付き始めた「Google Calenderに予定を入れる」という作業が背景にあります。
近頃は仕事だけでなくプライベートな予定まで入れることを厭わない、オープンさを兼ね備えた人(社長を中心に)さえもいます。

私(こやま)は複数のGoogleカレンダーを統合しておく派です。
そして多忙な時はToDoを全てGoogleCalenderに投入し、カレンダーの時間通りに終わるよう全力で活動します。やってる人いますよね…?


社長の1日。特に毎月1日は始動が早い―。


これは社長のある1日(いちにち)であり1日(ついたち)のカレンダー。
まさにエクストリーム出社。そして独特な時間の使い方とも言えますね。

  • 5:00-6:00 散髪

  • 8:15-9:00 研究開発系の打ち合わせ

  • 10:00-11:30 来客とプロジェクト打ち合わせ

  • 11:30-12:00 外部関係者が多いプロジェクトの進捗確認

  • 12:00-13:00 協力企業との共同プロジェクトミーティング(リモート)

  • 13:00-13:45 社内会議(IT化推進チーム週次)

  • 16:00-16:45 社内会議(新規事業チーム週次)

  • 17:30-18:30 帰宅・夜ご飯

  • 18:30-20:00 外部研究チームとのセッション・プロジェクトミーティング(リモート)

・AM5:00、謎の予定「散髪」
・打ち合わせ同士詰めすぎ
・帰宅後の仕事の謎

つっこみどころがあまりにも多いように思いますが、1日を追ってみます。

入れ間違えた…?と疑うレベル(こやま)


強い心は身体から…?



3:30 起床。


朝4時は最も生産的な時間、とも。しかし社長の場合は3時台でした。
EAA(必須アミノ酸)とバナナ(第1朝食)を摂って1日が始まる。
すぐジムに行きたいが消化時間があって暇なので、ぼーっとするらしい。

それでもなお暇なので、メールチェックで1日がスタート。
といっても、この時間帯は時差のあるスイスの協業先か、アメリカ(シアトル・アラスカ)からのすり身関係のメールがほとんどなのだそう。

スイスとの時差は7時間。アラスカとの時差は17時間。
寝ている間に何か進捗していることもあり、結果、24時間体制で仕事が回ることに喜びを感じているらしい。


4:00 ジムIN。


次に訪れるのはジム。そして2022/09/01は、足の日。
ミスるとバーベルに潰されるので、気合が入るらしい。

  • バーベルフルスクワット

  • ルーマニアンデッドリフト

  • レッグエクステンション

  • カーフレイズ

で仕上げる。

まさかの、朝ジム
仕上がってるよ 仕上がってるよ


ジム通いの理由は…


筋トレメインだが、「何を目指しているんですか」という質問に弱い。
モチベーションは「栄養(とくに必須アミノ酸9種類)と、運動(骨格筋力の向上とそのための継続的な活動)は、心身の健康を保つために最も効率が良い」から。それ以上でもそれ以下でもない。

社長、肩にちっちゃい重機が(こやま)


ここから謎の「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」理論が続く。

もっというと、幸せである状態を継続的に作りたい。
それには、各種の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン、メラトニン)を、適時適量放出する必要がある。

特に、平安を保つためにはセロトニンは重要である。
セロトニンを運搬する遺伝子があり、S型(運搬が苦手)、L型(運搬が得意)があることがわかっている。遺伝子の型は組み合わせで3つあり、LL型、SL型、SS型。LL型が最も脳内のセロトニン発現量が多く、LL>SL>SSという順番になっている。

…ところが、日本人は遺伝的にSL型、SS型で97%を占める。つまり、セロトニンを適切量出すような活動を意識的にしないと精神的な健康は得づらい。
ところでなぜ小山さんはジム行かないの?

へえ……(卒倒)


科学的な論文も多数あるそうなのですが、こちらの本をおすすめされた。

社長はかれこれ2年以上、早朝ジムが習慣。
・誰にも邪魔されずまとまった時間が取れるのが早朝
・早朝に洗濯物を出せば「我が家の洗濯物リズム」に番狂わせを起こさない

が理由らしい。焼津近辺もここ数年でジムが増えた気がします。

次回予告「朝はギリギリまで寝たいので、最近導入した時間単位有給使ってジム行ってみた。」(こやま)


4:50 ジ厶OUT。そして迎えた5:00、散髪へ—。


ジムOUTのタイミングでバナナ(第2朝食)を摂る。
そしてBarBer morningという焼津駅北のどストライクな名前の理髪店へ。

開店当初から月初(1日が平日でない場合は、前の営業日)5:00きっかりに入店を続けている、マイルールの徹底っぷりである。

営業時間はAM5:00〜PM2:00、社長曰く「尖ったスタイル」
開店当初社長が喜んでて「?」となった記憶(こやま)


そして、散髪後の一言。
「今日はサウナ行くんで髪乾かすのすら要らないです」
と告げる。

背後の時計が5:35を指しているのがリアル
何度でも言うが、朝である

公式サイトより
《モーニング》ではこのようなお客様によく利用されています
↓↓↓
朝活を始めた男性
朝早く起きて運動や勉強をしている朝活メンズ
仕事前に喫茶店でモーニングコーヒーを楽しむビジネスマン
自然に朝早く目が覚めてしまい時間を持て余しているお父さん
夜の時間や休日に子供と一緒の時間を過ごしたいイクメンパパ
朝の時間にすべての仕事を終わらせる経営者・社長さん

意外に多い焼津の男性が悩んでいること
「朝早くからやってる床屋ないかな?」
「通勤前に理容室でカットして帰りは早く帰りたいな」
「土日に髪の毛切りにいくと半日つぶれちゃうんだよね」

みなさんの大切な『朝』の30分を
ヘアサロンBARBER morning《モーニング》で過ごしませんか?

社長はザ・ペルソナのひとり…!


5:40 駅チカ温泉黒潮、IN—。


移動経路上にサウナがあるため利用する。
ちなみに焼津市は「黒潮温泉のまち」「さかなのまち」という2点推しの観光を掲げている。さかなが有名だと思って焼津駅に降り立つと、最初に見る広告が「温泉のまち焼津へようこそ」で、衝撃らしい。

ちなみに焼津駅前(南口)には足湯があって、カジキがその中にいます。


そして、駅チカ温泉くろしおはそんな焼津駅南口から徒歩2分。
この辺りでようやく日の出が追いついた感が出る。

3秒ぐらいの全能感に浸れる瞬間。

2017年、リニューアルできれいになった


入館後はラジウムサウナ2セット、黒潮温泉1セットをこなす。
最近は、ある方から「ととのう」(毛細血管が拡張したところで、一度表面末端レベルで急激に収縮させ、再度拡張させる行為)を科学的に行う方法を聞き、これを実践している。

会社の芝生にテントサウナでも置ければいいのに…という妄想もできる。

昭和の頃は昼休みにみんなで野球の練習などに使ったそう
現在は使われておらず、もったいない気はする(こやま)


日中、割と詰める予定と空白の時間。


この日はたまたま別の日の会議がスライドして、少し打合せが多め。

社内会議は特定の日に寄せる傾向がある。
ところでいまの社内会議体は2021/7に抜本的に見直した経緯も。

これを
こうした


この資料は個人が参加する会議時間の積み上げで、会社全体で会議にどれだけ時間を使っており、どこが効率化できるかを検討したもの。
この見直しで、会議がザクッと減った。

ちなみに社長は会議を月・金に寄せるタイプ
リアル会議中の社長(猛烈なカメラ目線)


そして生まれる空白の時間は、残務や宿題事項に充てる。
ただしできるだけ妄想の時間に充て、ひらめいたこと、思いついたことは、適切な壁打ち相手に聞くことにしている

次のような「枕詞」がある連絡を受け取った方は…

「突飛な話なんですが」
「まったく脈絡もないんですが」
「いま、思いついてしまって気がすまないんですが」

この妄想時間の被害者の方です。

その空白の時間も、基本的には自分の暇(用途に特に制限がない時間。新しいことを思いついたり、やってみたりする時間)を増やしたい。
だからこそ、

  • いつか自分ではない誰かがやって、困らない

  • 自分が突然消えても、背景や動機は引き継がれれる

ことを目標に、Redmine活用にもつながっている。
例えば、山カメラやEMTもその時間の中で生まれています。
もちろんボツ妄想も多くありますが―。


リモート活用


定時で帰り、好きな時間を過ごし、また打ち合わせ。(リモートにて)
「毎日できれば3時間を家族の時間に充てる」ことは尊敬する方からの教え。これを守ろうとしている。

というのも、仕事・家族・個人のバランスが人生にとって必要と考えているから。

社長も家に帰れば、ひとりの父なのだなあ(こやま)


この日は夜遅くなる(ときには21:00以降になることも)セッションがあり、リモートで開催するので、定時で上がって家族と夕食を摂ってから臨むスタイルにしている。

関係者も多く、非同期的な時間帯に生きている人もいる(早朝型の研究者と深夜型の研究者)ため、文字情報がとても重要な面が多い。
そのため、議事・非同期コミュニケーション(チャットなど)にはとりわけ力を入れています。

この記事も非同期で生まれました(こやま)

Text by Hisashi Ishida

 ときどき こやま


おわりに


エクストリームな1日を終えて。
弊社社長・石田の時間の使い方は独特。そして自由を体現していました…。
何より個々の考え方、大切にしていることが現れるのが「1日の行動」であるともいえます。社員インタビューでは言葉にしきれなかった/あるいは引き出し切れなかった社員の深層心理や、社風に最も迫れる企画かも…!
定例シリーズに加えて、社員の行動も掘り下げてみたいですね。(こやま)

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