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レトロな食堂、改装してみた。【プログラミング教室を誘致せよ】

総務部のこやまです。突然ですが……。


イシダテック、近年の魔改造史のおさらい


今回の記事は魔改造のおさらいから始まります。最近多いので…笑

①2018年 ‐ テクノロジーセンター
実験棟と呼ばれていた建物をテクノロジーセンターとして改装。
AO Group Swissとのジョイントベンチャー設立に合わせたもの。

2階部分は新たに建設もした
通称は Technology Center から "TC"
事業推進室の本拠地
位置関係的にはTC正面に『わさびコンテナ』がある


②2022年 ‐ 営業室
時代と共に役目が変わってきたコピー室と給湯室。壁を抜き色を塗り……。
「これを機に用途をはっきりさせ、限られたスペースを有効活用」が目的。コンセプトは #IKEAしか勝たん で、営業担当の執務スペースに。

これが
こう!


③2022年 ‐ 株式会社NEXTAGE 静岡R&Dセンター
弊社内に「あるだけ」だった20ftコンテナをわさび栽培モジュールの設置スペースとするため。インフラ整備も含めかなり大がかりでした。
NEXTAGEさんの静岡R&Dセンターとして稼働中。

こうして…
こう!


④2022年 - 設計室床面
歩くとなかなか大きい音が鳴る設計室の床を、年末休業中にリノベ。
「やっちゃいますか?」で大掃除の時間に社長と社員で壁も塗った。

こうして
こう!


そして今回、食堂を改装


先日公開した記事に映っていましたが、食堂が改装されました。
まずは Before ▶︎ After を見てから改装に至った経緯や裏側を追いかけてみましょう。


▶Before
もともとの状態。10人超で集まれる場所は食堂くらいなので、日常的な利用に加えて全社の会議でもここを使用。

現在地への移転はおよそ50年前
これはこれで落ち着く ザ・レトロ感

▶After
業者さんの手によって壁がぴかぴかに。
黒板など一部備品もこれを機に断捨離。

壁が白くないと落ち着かない社長も満足
色が変わっただけでぐっと明るくなる印象も

▫ でも、食堂改装はまだ途上…?
社長は机と椅子も変えて、コワーキングスペースみたいにしたいらしい。
こやまは人工芝でも敷いて寝る場所を作りたい。外にリアル芝生あるけど。


せっかくなので裏側も


今回ももちろん、プロの仕事です。
壁の一部にはパネルが張られ、釘類の頭にはパテが盛られ、下地→本塗りを経て食堂が生まれ変わっていく様子は圧巻でした。

塗り始める前段階
壁紙があった部分は新たにパネルが張られている
釘類の頭は埋められ、レールボックス等細かいところは
刷毛で塗られていくプロの仕事、神が細部に宿りすぎ
そしてこう生まれ変わっていく
トロフィー類なども整理
珍しい感謝状もありました
社長命名「観光バスのシートみたいな椅子」
…は工場に引き取られました
黒板は役目を終えました


大掛かりな改装実施の経緯


では、改装実施の経緯を明らかにしておきます。
イシダテックの『総務棟』は、以前改装された ”魔境の謎部屋” が存在する建物でもあります。社長やこやまも普段はここにいます。

ヴィーナスの後ろが総務棟


さらに細かく言っておくと……

  • 総務棟2階には食堂と会議室 (収容数約10名) の2部屋が存在

  • 会議室も利用頻度が低く、2階の利用シーンはほぼお昼休みのみ

みたいな状態です。確かにもったいないと言えば、もったいない―。

旧・魔境の一部、調理室
横の階段を上がると食堂と会議室がある


そして、チケット発生 TODO #9770


2022年10月、プロジェクト管理システムRedmine にTODOが発生します。
結論から言いますと、ここにプログラミング教室を誘致します。

児童向けプログラミング教室誘致_立ち上げ初動


プログラミング教室誘致の概要と動機


まず前提として、社長の石田は遊休不動産が好きではありません。
そして今回プログラミング教室を開講・運営するのは弊社ではありません。


そちらを踏まえて整理すると、大きく分けて2つのポイントがあります。
なぜイシダテックがプログラミング教室を誘致するのか、その理由です。

  • 基本的には会議室を「貸す」イメージ
    児童向けプログラミング教室の開催場所として弊社食堂を提供する
    →非稼働状態はもったいないから (社長曰く「そこにあるだけ 超絶無駄」)
    →弊社や焼津市のデジタル文脈を認知いただきたいから

NEXTAGEさんとの #WASABI も取り組みとしては近い
そこにあるだけのコンテナ×DX=静岡R&Dセンター


  • 純粋に将来の技術者を育てることに貢献したい
    基本は以前 結桜さんの記事 でも紹介した「石田賞」と同じ文脈
    →もし、将来この食堂からエンジニアが生まれたら感動
    →社員のお子さんも通えたら最高!費用は会社持ちで…!

創業者が石田賞にこめた願い
「人」を何より大切にする創業者だったそう

概要
対象は幼稚園年長~小学生高学年まで。
平日週1日、放課後の時間帯+土曜日の週2回教室を開くスタイル。
会議室貸しに近い。

動機
将来の技術者・エンジニア・科学者を育てることに貢献したい。(石田賞と同じ文脈)
非稼働の不動産(平日16:00-18:00頃、土曜日は食堂は稼働していない。そこにあるだけ。超絶無駄)をできるだけ稼働させたい。
焼津市でDX文脈で力を入れており、これに合致する形で取り組みを始めることで地域的に「ITを取り入れていそう」な認知度を上げる。

#9770 


コードアドベンチャーについて


ということで、弊社はこのリノベーションした食堂は「貸す」にとどまり、教室自体は コードアドベンチャー さまが運営します。


プログラミング教室のポテンシャルと、身につくスキル

2020年からは「プログラミング的思考」が小学校の理科のカリキュラムにも追加されました。加えて職業としてのプログラマーの将来性や、社会人として求められるスキルを育てられる習い事、といった観点から関心は高くなっています。

(画像は コードアドベンチャー HP より)


具体的には要素分解やパターン発見、抽象化、アルゴリズム化、そして試行錯誤する力をコードアドベンチャーで身につけることができます。
こう書かれると大人でも難しそうに感じてしまいますが、題材はゲームMinecraft。それなら楽しく続けていけそうですね……!

お読みいただいている方に焼津市周辺にお住まいの方がいらっしゃったら、ぜひ習い事として検討されてみてはいかがでしょうか。食堂で待ってます!

こやまもポケモンでクリティカルシンキングを実践中
身近×楽しいこと は継続のために重要ですね…
(画像は コードアドベンチャー HP より)


おしらせ:無料体験会、あります


そんなコードアドベンチャーの無料体験会&説明会が、
①2023/03/21(火・祝) ②2023/03/26(日)の2日程で、
各日 9:30~ 11:00~ 13:00~ の3回開催されます。

詳細はコードアドベンチャー焼津校 HPから。お申し込みもできます!


おわりに


私もGASでコード書いて業務効率化!みたいなことは簡単なものならどうにかできますが、大人になってからループや条件分岐的な考え方を自分の中に取り入れるのは困難です。小さいうちから習えるのは羨ましいです…。

今回の取り組みでは、きっかけがたまたまイシダテックの食堂でやっていたプログラミング教室であったとしても、挫折せず、楽しく続けることで未来のエンジニア誕生のきっかけへ変わっていったら素敵です。
焼津市内で続く「石田賞」も、ものを見る目 / 考える頭 / 作り出す手 を大切にしていた弊社創業者・石田稔が、青少年にもそれらを身に着け、科学を好きになってほしいと願っていたことが根底にあります。そんな願いは受け継いで、未来のための活動も続けていきたいですね。(こやま)

▶実は弊社…、AI開発・実装もしています

これから事例作成に取り組みますので期待しておいてください。
ですが公開できるかは現段階ではまだ未定です。

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