大掃除、ついに掃除でなくなった話。
総務部のこやまです。
突然ですが、例年は秋口にしている大掃除の話をします。
大掃除、掃除だけではなくなりつつある
上の記事で書いた大掃除は、まだ発信活動を始める前の2020年末のこと。
そして2022年末の大掃除も基本路線は変わりません。
しかし全力を発揮するのも3回目。
一部では掃除じゃないものも行われるようになってきています。
一体なぜなのか、該当する取り組みの振り返りと共に、探ってみます。
そもそも:なぜ大掃除に全力なのか
イシダテックは完全週休2日制を取っており、年間の稼働日数は約235日。
大掃除もその1日に含まれ、当然直接的には利益を生まない活動です。
だからこそ、そんな貴重な1日。全社員が参加してやるならば……。
普段の仕事同様にちゃんとやろう!そして「いい状態」を保とう!というのが全力を出した動機でした。
イシダテックの設計室、古すぎ……?
今回目を向けるのは大掃除の一部。舞台は弊社の設計室が中心です。
古いだけでなく、この部屋は歩くと床から結構大きな音が出ます。
なにを言っているかいまいちわからないと思いますが(笑)
『ガタン!ゴトン…!』と雑音では片づけられないレベルのやつ。
工場同様、古さも否定する余地はありません。
快適さとは程遠いので、この床、直していただくことにしました。
そこで一部前日と大掃除中に什器移動、不用品整理等の時間を設けます。
そもそも:設計室とは
そんな『謎の音』が響く設計室。"写真は" noteにも頻出しています。
ここでは通常、設計課(機械設計・電気設計)や資材購買部、事業推進室の社員およそ15名が業務を行っています。
#こだわりデスクツアー などでも古さの片鱗は垣間見えたかもしれません。
この設計室、床面だけでなく、壁面にもなかなか味があります。
経年劣化は仕方ないとも言えますが、壁紙はくすみ……。
何かを貼った痕跡や、色も落ちてまだら模様になっていますね……。
思いついてしまいまして―。
床を直すなら、壁を社員で塗ってみた。
今回の大掃除の最中、思い立ってしまいました。
ここぞとばかりに、自らの手で壁をペンキで塗ることを―。
早速、みんなで塗る―。
そして完成へ
床面は、依頼していた業者さんの手によって取り除かれた後……
カーペットの色も変わって、生まれ変わりました。
みんなで塗った壁の力もあって、明るくなった印象です。
音ももう鳴りません!作業に集中しやすくなりますね。
什器類を復旧させると、壁下部の塗りムラも目立ちません。結果オーライ。
大掃除の時間を有効に活用し、快適な空間に変わりました。
ではなぜ、大掃除は掃除だけでなくなったのか
大掃除なのに、掃除じゃなくていいのか―。
そうも思えますが、従来の会社敷地内は謎のゴミ等も散見されていました。
なので初年度とラスボスが残されていた2年目まで最優先事項は掃除。
しかし3年目にして、立ち位置が変わってきた感覚です。
思い出も振り返りつつ(笑) なぜなのか改めて考えてみます。
CASE1:2020年末|謎のゴミとの戦い
CASE2:2021年末|ラスボス討伐作戦
意識、変わった説
毎年の大掃除では目の届きにくい箇所や普段時間が割けず、見て見ぬふりをしていることにも意識が届きます。
大掃除によって『もともとの状態』はより良くなり、その状態も自然と保たれるようになりました。『いい状態』が『日常の光景』へと変わり始めています。
視点、変わった説
業務内外で『こうすればより快適』や『こうすればもっと良くなる』といった視点を持つことが増え、考える習慣のようになってきたとも思えます。
ただし『きれい!古いのに―。』と言ってくださるお客さまがいたように、もともと意識がないわけではなく、ただ単に実行に移す機会や時間がなかっただけなのかも。それを大掃除が補完しているかもしれません。
実態:他の班も見てみると
設計室以外にも環境整備面に取り組む班がありました。
例えば駐車場のトラロープ。
切れたり曲がったり傷んだり……、もはや意味をなしていません。
そこで、大掃除の時間の一部を用いて張替えを実施していました。
通常では時間確保が難しいことにも取り組むことができる機会だとすれば、「大掃除」という名称から再考すべきではないか、とも考えさせられます。
おわりに
どうせやるならちゃんとやる大掃除、スタートから3年を経て
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