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イシダテックの社長室を紹介します。

最近、随分過ごしやすくなりましたね。
イシダテック石田です。なぜ、私は今回この記事を書いているのか・・・

弊社では、週に1回、30分で採用関係とPR/広報関係の話題をアップデートする「採用/広報/PR 週次ミーティング」があります。

振り返ってみれば3週間前の会議。

3週間前ー
こやま「 #notethon 無事終わりましたね・・・反響も大きく、皆さんに感謝です。次回は #notethon の裏側公開する感じにしましょうか。その後、そろそろDXの進捗報告なんでお願いします」
石田「9/4の水曜日ね!了解!」

このときは忘れていた。DX進捗報告がわりと真面目な記事であることを。


そして、時は流れ担当の週。ちょうど今から一週間前のこと・・・

1週間前ー
石田「ごめんやっぱ無理そう!」
こやま「ちょうど #notethon の結果発表したかったのでOKです」

仏か。君はZ世代の仏か。


そして本日。15:30ー。

ようやく真面目に前回の記事を読んだ石田が気づき、思いつきでデスクツアーに。

こやま「デスクにものがないので、社長室ツアーにしたらどうすか?」
石田「そっすね」

日本の水曜更新フレンズのためにも、今日私の代で絶やすわけにはいかないのです。




定義・目的

なんでも定義と目的から入ります。
社長室とは、社長の居室であり社長の部屋なのですが、その目的はコクヨさんのウェブサイトによると次のようにあります。

社長室を設置せず、社長や役員と社員が同じ空間で働くことで、社員側は常に社長の目が気になり本来のパフォーマンスが発揮できなくなってしまったり、社長側も社員との距離感が近くなりすぎると緊張感が保てなくなったりしてしまう場合もあります。また、オープンすぎるオフィスは、逆に企業風土や企業イメージに合わないケースもあるでしょう。そのほか、社長の業務、重要施策の検討や交渉を行う場所として、また、賓客をお迎えするといった機能面で必要といった側面もあります。自社に社長室を設置する場合は、自社の企業風土や社長室にどのような機能を持たせたいかを踏まえて検討するとよいでしょう。

コクヨ様のコラムより引用

つまり、適度な距離感で働く、落ち着いて社長業をする、重要なお客様の応接をする、イシダテックっぽさを出す、という目的で置かれるそう。




ここで思い出す、社長室を使うようになった経緯

私は、フリーアドレスやオープンスペースに慣れ親しんだこともあり、2020年12月の社長引き継ぎ以降、すぐに社長室を使用するようになったわけではありませんでした。

本格的に使用し始めたのは、就任から3ヶ月程度経ったある日、合同会社(JV)アーオーグループジャパンのスイス側の代表からこう言われてから。

考える時間が足りていない。君には考える時間が圧倒的に足りていない。
ひとりで静かになれる場所ぐらい作ったらどうだ。
何よりも考える時間を大切にしろ。

研究者・発明家の彼はとにかく思索の時間を大切にするそう。
それ以上に睡眠時間が短すぎて時々当惑するのですが。


確かに実務に手を付けると処理スピードを意識して止まらなくなるため、周囲のフロー情報から独立した場所も必要かも・・・。

「研究室メンバーと合意するわけでもなく、ある日突然貼り付けられていたこの言葉たち。」
にもスピード重視が書かれています。


俯瞰

まずは鳥の目。社長室は総務棟の中にあります。

多分出来上がってからというもの、3つ目の応接室だった可能性が高く、
今でも「第三応接室」とあります。

↑の記事の元「魔境」のお向かいです。


正面からはこんな見た目です。

お客様側のスペースを極端に広げておき、
「お前、若いから礼儀を知らんだろ」というコメントをブロックしたい気持ちであふれる。
(奥の扉は別の会議室に続く通路です)

T H E ・ 昭 和 応 接 セ ッ ト 

まずですね、テーブルなんて利用できたものではないわけですよ。
無理やり利用すると、Calbeeかっぱえびせんのパッケージの海老よろしく、大きく腰を曲げてなおかつ乗り出す必要があります。
もう机なんて飾りです。

そしてですね、プレゼンテーション用のモニタもありません。
口頭と身振り手振りでいかに情熱を語るか、そういう部屋なんですね。
そのため私はプレゼンテーションのときは絶対にこの部屋を使いません。

他の応接には一応このサイズくらいのモニタはある
スタンドの組み立て、めっちゃ大変だった思い出…(こやま)


飾り物

飾りといえば、入って右手の壁にはそれっぽい飾り棚があります。
一つ一つ見ていきましょう。

社長室を使い始めは、賞状と写真の上端が揃っておらず、等間隔でもありませんでした。
すぐさま大工さんをお招きして、上端揃え、水平方向等間隔コマンドを実施してもらいました。


Big瓢箪、Middle瓢箪、Small瓢箪

会食の席で、ビールが2つしか頼まれなかったときは、割り切れてしまうため念のため3つ注文しますが、瓢箪にも同じことが言えます。

縁起物の瓢箪を飾っている。
「全日本愛瓢会」というニッチトップ団体の会長作。


さも意味がありそうです。何の壺なんでしょうか。いい形です。
でも一度も底面を見たことがありません。今更見るとなんか負けた気もするため見ません。

良い座布団のように見えて、その辺にあった風呂敷を畳んでいるだけです。
風呂敷を畳むのは苦手です。


一輪挿し with ホワイトスティック

木彫りの一輪挿しに、白いオブジェクトが刺さってます。
意味がありそうです。
これは、ルームフレグランスが干からびたときに「あ、まだいい匂い残ってるじゃん、刺しとこ」と思い立ち、私が刺してそのままのスティックです。
もちろん、もういい匂いはありません。

もし、この部屋で意味がないものを壺の他に挙げるとすれば、これです。間違いなく。


ヴィーナス

左がコンテナから大師団が発見されたノベルティ文鎮ヴィーナス、右がアントニオ・カノーヴァ作の「三美神」のレプリカ。愛、慎み、美の女神だそうです。
やはり3という験担ぎに強い執着を感じます。

三美神はそれなりに大きい。


デスク周り

さて、デスク周辺です。飲みかけのタンブラーなどもあり汚くてすみません。ぼやぼやしていると水曜が終わってしまうリアルをお伝えしたかっただけでして!
何度か改変が繰り返されていますが、今はこのような形に落ち着いています。

一時期右モニターが縦だったりもした記憶(こやま)


モニタは2つを使用しますが、興味本位で配備したウルトラワイドは参照用、基本は右側のモニタを使用します。
左側には紙のメモで忘れそうな思いつきをメモり、マウスの右側のマジカルツール内線は、思いつきを口頭伝達するために使用します。この内線に着信することはほとんどなく少し悲しいです。


突然ですが、割と長く使っているおすすめグッズを紹介します。

1.バッグインバッグ
Utlim(ユートリム)のオーガナイザーです。
鞄を変えると忘れ物が頻発する事象に終止符を打つために購入しました。
デスクの上に開いていい感じです。

http://www.sonic-s.co.jp/product/ut-1902  より引用


基本的には無いと困るガジェット類を入れています。
今となっては、いつでもどこでも正式書類に押印できるように実印と認印を持ち歩いています。見やすく取り出しやすい場所に実印を置くのは流石に危険なのでやめろという声もあるため、運用検討中です。


2.キーボードとマウス
キーボードにこだわる社員(下の記事をご参照)と違い、特にこだわりはありませんが、自宅、会社において同じ入力環境を揃えたく、Logicoolのキーボードを使用しています。

https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/k780-multi-device-wireless-keyboard.920-008033.html  より

それなりに叩きやすく、電池も持つのでもうこれでいいかなと感じています。


3.ボールペン不死連隊
その昔、大学時代の友人である吉田さんがこう言ってました。

「僕たちの専攻は考えるのが仕事なんだから、考えるためのツールを探し回るのは馬鹿げている」

Kみたいなノリですね。

性格は正反対でしたが、なぜか長期インターンを共に過ごしたのはいい思い出です。
ちなみに学部生の時代から、考えたことや試行錯誤の結果をブログにかなりの頻度で記している吉田さん。学部生時代、課題の調査のためネットで検索しようとするとかなりの確率で彼のブログに行き着いたのはいい思い出です。最近も元気そうですね。


そんな彼のおすすめが、ボールペン不死連隊。
無くせども無くせども現れる心強い味方。私も業務用通販カウネットで、黒、赤、青をそれぞれ20本ずつ購入して手近に置いています。
それでも減ってくんですけどなんでですかね。

https://www.kaunet.com/kaunet/goods/42462149/?gad=1&gclid=Cj0KCQjwj5mpBhDJARIsAOVjBdo7Jc8HDx8ObvN2OTtVtngsOQ0d5-auG6jTDkOtUea5ZWOplZ8LaxkaAsC2EALw_wcB  より引用


4.(番外編)お賽銭システム
経費を現金で前払するのは、子供のお小遣い的な気持ち悪さがあるー。

当初のIT化推進の段階では、中田さんから大変な言われようだった「小口現金業務」


その後、法人クレジットカードのUPSIDERを導入するなどして滅殺完了した事前精算にも関わらず、経費精算は相変わらず現金手渡しの弊社。
実は手当収入は家族に内緒(かも)といった闇深案件のよう。

対応するチケット。よく見たら今年中に何とかする感じではある。


最近は限られてきましたが、ここは日本。
現金支払いをした分は、きちんと経理担当がその分を現金で返してくれます。
ただし、思想的にステータスはできるだけ機動力に振り切りたいため、重たい小銭は持ち歩きたくありません。
そんなときに素早く現金を保管しておける場所、それがお賽銭システム。

ノールックで投げ入れることを可能とする、大開口。

A4ファイルケースで手軽に実現できるのでおすすめです。




これからやりたいこと

もう考える時間を確保するには十分だと思っており、かつ、自室にお金をかけるのは憚られるのですが、制約がなければ少し手を加えたいと思います。

そうです、IKEA家具でね。

時間があるときに、IKEAのウェブサイトにて、
「社長室にほしい家具リスト」に家具を加えては減らすことが唯一の趣味です。


少なくともローテーブルとソファは廃止して、まともに会議できるようにしたいと思いつつ、これも情緒があって良いよなあと感じており、そのため動けていません。

・・・は!!!慎みを知れ、と。こういうことですか、三美神さま・・・



おわりに

社長がデスクツアーにするわ!と言った時、お賽銭スポット以外の物が無さすぎてちょっと内心焦りもしました。久しぶりに背筋がピリピリした水曜日を過ごすことができました。

社長室に勝手に入る社員は少なくともいませんが、実印含め小銭とて貴重品に変わりはありませんので、鍵のかかるところで管理してください。笑
DX進捗はまた今度!(こやま)

おまけ
最近飾り棚に加えた会長(創業者)のパネルがおしゃれ。
パンチングボードの穴の大きさで肖像が表現されている。

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