2023年新年のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます。
代表の石田です。
昨年は企業活動全般を通じて、大変多くの皆様のお力に助けられ、お世話になった年でした。改めて御礼申し上げます。
また発信活動においても、コミュニティの皆様や読者の方々、そしてnoteを運営くださっている方々にはお世話になりっぱなしでした。
本年も変わらずご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
2022年に感じた質的な変化
noteなので発信活動のお話をさせてください。
2022年は、ほとんど弊社担当のこやまが週1回、note記事を更新してくれていました。更新日が近づくたびに(とりわけテーマが決まっていないときは)どきどき冷や冷やしながらも、なんとか定期投稿を厳守してくれる姿はとても頼もしいものです。
そのような更新姿勢もあり、55本の記事が生まれ皆さんのお目に留まることも多かったのではないかと感じます。
このような活動を通じて、感覚的ではありますが質的な変化を3つほどシェアしたいと思います。
なお、多分に感覚なので、すべて「…という気がする」レベルで議論のネタになればよろしいかなと思います。
担当者の主体性のレベルが一段向上した
これは山のように飛ぶチャットルームでの会話や、定例会議での発言姿勢、そして普段の雑談からの感覚です。2022年後半(特に8月頃)から、ぐぐっとこやまの主体性が一段上がった気がします。
具体的には、発言内容の最後が変化しました。
といったような具合に。
これは特にこういった姿勢で発言しなさい、とか「で、どうしたいの?」と常に詰め寄った(実は1回だけやりました。2分間で3回ぐらい聞きました。すみません!)わけでもないので、めちゃくちゃ嬉しい変化でした。
それ以降は、動き・振る舞い的にも気持ちが良いことが多かったので(当人はキツい瞬間もあったでしょうけれども…)この変化を大切にしてほしいです。
なぜ起きたか…は、まだヒアリングと分析していません。
が、記事や内容を自発的に企画→製造→展開の一連で行ってくれた経験が積み重なってきたことと、読者やコミュニティの皆様に支えられたことが大きな要因の一つではないかと、石田は勘ぐっています。がんばれこやま!
この取組自体が、お客様に話題提起できる事例になってきた
弊社のお客様は、食品・飲料製造会社や食品プラントエンジニアリング会社、製薬設備を必要とする会社にカテゴライズされることがほとんどなのですが、どのお客様も「対象者に伝えたいことを伝える活動」の最新の傾向には敏感です。
そこで、自社の発信活動のコンセプトやテーマの決め方、リアルタイムのダッシュボードを共有しながら、話題提起しています。
というぐらいの変化を感じています。
もちろん、共有できる範囲で発信活動のコンセプトやコツ、トライアンドエラーの経験はシェアしています。あれ・・・弊社、何屋だっけ・・・。
こちらの変化も、「それなりのダッシュボード」になるまでの実績(量)が内容(質)的な変化に繋がった現象と感じています。
遠くのものが近くになって、近くのものが至近距離になった
トーマス・フリードマン氏の書籍「フラット化する世界」だったかと記憶していますが、インターネットの本質は遠くのものを近くに、近くのものを遠くにすることである、ということが語られていました。
尊敬する住田潮大先生も相対性理論とくっつけて、このコメントを大声量で叫んでいた気もします。
年末年始、普段ビジネス上のお付き合いが直接的・頻繁ではない方や、友人知人、親戚家族と話すときに、弊社の存在をnoteを通じて知ってくれたり、その中の気になる記事を話題に挙げてくれることも少なくありません。
何をやっているかイマイチわからない会社から、よくわからないけど雰囲気は伝わってくる会社、ぐらいに変化したのかなと感じています。
中でも物理的に近くの方々は、より踏み込んで弊社や弊社の活動に興味を持っていただけるようになり、「近くのものが(割と)至近距離になった」感覚を持っています。
個人的には、社員と家族の間でnoteの話題が出てくると感激なのですが。
少しずつ、発信活動を起点に良い流れにできていると実感しています。
2023年も等身大でイシダテックをお伝えしていきます。
どうぞ変わらぬお付き合いをお願いいたします。
(余談)焼津の新年「歳旦祭」
さて、年初らしい余談をさせてください。
焼津市には、1600年以上前に創建された「焼津神社」があります。
そのエクセレントヒストリーを持つ、焼津神社で毎年元旦9:00から執り行われるのが「歳旦祭」です。焼津市内の漁業、商業、行政の関係者が集い、本殿でのご祈祷に参列する会です。
正座で板の間である本殿にて厳かな表情をキープする必要があるため、私の2022年までの認識は修行。
今年参加してみて、認識が180度変わりました。
こんなにありがたい機会はないと。
歳旦祭には40人程度の方々が集います。
新年の凛と澄む空気の中、ご祈祷の舞、祝詞、太鼓の音以外は静まり返ります。
「地域の繁栄」という強烈な思いを持った共同体が、約45分間厳かな雰囲気の中で、焼津の神様を想像しながらその下で瞑想する、こんな会であったことに気づきました。
これはもしや、目が届く範囲、何ならお互いに家系図を知っていそうな関係密度の濃い人達とともに、暗黙のうちに共同体へのコミットメントを再確認する会なのでは……。
そして今回からなんとなく胡座をかくのがOKとなりました。
もはや修行ではなく日常から離れて思索を巡らせるプチ・リトリートです。
神主・鈴木宮司様は神主レベルも高く(紫の袴なのでもはや上弦レベルでトリオン量も半端ないと思われます)、ご祈祷の後には、干支にちなんで兎の上り坂のお話を賜りました。
要約すると、
ありがたやありがたや。
・
・・
・・・
本当か?本当なのか?
日本語でぱっと検索しても縁起担ぎの上り坂兎ストーリーしか出てこない。
「…とされている」「…のように見える」ぐらいの記述しかありません。
待ってください。
こちらは、4人で乾杯するときに縁起が悪いからと5つビール頼んだり、おちょこ5つ貰うぐらい縁起に本気なんです。
伝聞・推論で縁起を担ぐわけにはいきません。
Rabbit anatomical characteristics っと…
なんということでしょうか。
上り坂に関する記述は一切出てきません。
代わりにジグザグに走りながら、敵を華麗に躱す脚力と、どの方向も見える広い視野、敏感な嗅覚、素晴らしい聴覚などの驚異的な解剖学的特徴をお持ちですよウサギさん。
身体は大きくないものの機動力に優れ、広い視野と多面的な感覚、まさしく中小企業の星!!
今年は中小企業の年なのでは?!
そう言ったわけで、非常に縁起が良さそうな一年になりそうです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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