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イシダテックは高専生がたくさん働いているらしい。 [新卒編]

イシダテック総務部の小山です。

前回までの記事に「スキ」&シェアしてくれた皆さん、本当にありがとうございます!第4回目となる今回は社員インタビューをお届けします。


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インタビューを行ったのは2017年新卒入社の中原さん!
津山高専在学中にNHK高専ロボコンに出場し、大賞を受賞をした武勇伝を持つ男に迫ります。


プロフィール

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㈱イシダテック 事業推進室所属 中原さん

■経歴
2012年3月:津山工業高等専門学校 卒業
2016年3月:高知工科大学 システム工学群 ロボット工学専攻 卒業
2017年9月:JAIST 北陸先端科学技術大学院大学 高信頼組み込みシステム開発人材育成プログラム受講 (一身上の都合により退学)
2017年12月:株式会社イシダテック 入社


イシダテックの第一印象

— インタビューに入る前に…。ロボコンで優勝しているんですね!(すごい)

いえ、優勝ではなく「大賞」です。どうやって会場の皆さんに楽しんでもらうかを一番に考えた結果であって、むしろ優勝より格上だと個人的には思っていますので、次から間違わないでください。

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— (なんなんですかこの人いきなり)はい。

高専、大学と一貫してロボットクラブに所属してきました。
そして高専時代にはNHK高専ロボコンで大賞を受賞しました。活動を通じて知ったのはチームでモノを作るむずかしさ。また直面する問題・課題に対する解決力を身に着けられたとともに、挑戦を続ける楽しさを学ぶことができました。

ロボコン活動では、高専2年生までは機械設計を担当し、それ以降はプログラム(パワーエレクトロニクス分野を除く分野)を担当していました。また大学院時代に講義・演習課題でIoTデバイス開発に携わったことをきっかけに、IoTにも興味を持っています。

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※2008年NHK高専ロボコン出場時の写真

■ロボコン小咄
いかに観客を沸かせるか考えた中原さん。同年北京オリンピックで注目された体操競技の鉄棒の大車輪を行う機能を実装した、人間に近い歩行を行う2足歩行ロボットを制作。アイディア提案から技術的課題の解決、機械設計をメインに加工から組み立てを担当。


— まず、イシダテックの第一印象は?

大学在学中に、就職エージェント経由で石田社長を紹介してもらいました。イシダテックの会社説明用の資料を見せてもらい、「ウェブサイト(当時)も、建物も古臭いけど、なんだか楽しそうなことをやっている会社だな〜」と思っていました(笑)
あと、不思議と大学院時代の友人が「あ、殺菌機で有名だよね」と知っていて。

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(入社前のイシダテックのイメージ)

その後、イシダテックのことを知るうちに、完全オーダーメイドで省力化機械の企画・設計・製造を行い、企業さまの「秘密兵器」をお届けすることが最大のミッションであることを知り、ますます興味を持ちました。

入社前に石田社長から「食品業界でプロセスイノベーションを起こそう!」と声を掛けられました。これまで人にしかできなかった仕事を機械に置き換えていく、というチャレンジに大きな魅力を感じたことが入社の決め手です。


現在の仕事内容


— 現在の仕事について教えてください。

受注生産がイシダテックのスタイルなので、お客さまのご相談や課題をヒアリングした上で本当に必要な要素を特定し、事業が成長し得る構想・設計を提示しています。

というのは表向きの説明で…

お客さまの製造現場に伺うと、錆びている古い機械をだましだまし使っている姿を目の当たりにします。その光景を見るたびに、もっと機械に可能性を感じてもらうことはできないか?自分にできることはないか?と強く感じるようになりました。

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そして現在、メイン業務として食品メーカー様の検査機器を構想〜開発・検証〜機械設計まで一貫して担当しています。納期設定に合わせて営業担当や製造担当と連携をとり、議論をして進めています。
協調性にあまり自信はないものの…、皆さんの力を借りてチームで案件を進めています。

— ロボコン優勝経験のある中原さんでも苦手なことがあるんですね。仕事の中で大切にしていることはありますか?

いえ、優勝ではなく「大賞」です。何度も言いますが大賞の方が格上と思っているのでもう訂正させないでください。

……はい、ごめんなさい(涙)

仕事の中では製品の完成度を少しでも高められないか?と考え続けることを大切にしています。ただ、案件ごとに本当にやり切ったか?と振り返るとまだまだ至らぬ点もあり、もっと努力しなければ!と思っています。
ロボコンと違い、仕事は(当たり前ですが)納期やコストなど制約の中で手法を模索しなければならないので、いつも頭を悩ませています。

余談ですが入社してすぐは静岡の方言に慣れずにとても苦労しました。特に語尾が聞き取れず、依頼をされているのかただの雑談なのかがわからず困惑していました…。

■静岡弁小咄
…かしん

【意味】かしら
【使用例】おいべっさんは19日だったかしん(えびす講は19日だったかしら)
【解説】「・・・かしら」、「・・・かなあ」と疑問の意を表すときや願望の意を表すときに使う。

※焼津市のWebサイトより


今後実現させたいこと

— 人工知能(AI)に詳しい中原さんにとって、AIはどんな存在ですか?

AIはお客さまの課題を解決するための手法だと思っています。課題解決に向けてどのように扱えば最適なのか?は常に考えていきたいことです。

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また現代のAIは、結果の因果がわからない(AIがなぜそう判断したのかわからない)ケースもあり、一部がブラックボックス化しています。
なのでAIを盲目的に信じるのではなく、AIにはできない発想力・仮説構築力を人が担保してあげることで、うまくAIと付き合っていきたいですね。

— 最後に中原さんご自身の課題と今後実現したいことを教えてください!

私自身、アウトプットが遅い自覚があるため、納期が限られている案件では皆さんに助けられています。もっとスピード感を持ち、職務に当たりたいです。

また一時期マネジメントに興味を持っていましたが、向いていないことを自覚しました(笑)
これからは口頭伝達のコミュニケーションに加えて、ドキュメンテーションスキルを高め、チームの連携をなめらかにしていきたいと思っています。

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あと今後実現したいこと…。そうだな…。

イシダテックは受注生産のため、社内にデモ機がないんですね。本当はより良い装置を作るためにデモ機を作って、サンプルデータを集めていきたいです。そして本社がある焼津周辺には水産加工業を中心に様々な工場があります。デモ機で収集したサンプルデータを利用して装置を広く実装していきたいですね。

お客さまに驚いてもらえるようなプロダクトをつくるのを使命として、これからもがんばっていきたいと思います。

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最後に:採用ページのご案内


イシダテックでは現在、社員を募集しています。

応募はもちろん、少し気になるから話を聞いてみたい!という方までお気軽にお問い合わせください!!

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