こんにちは、イシダテックの石田です。
普段、年上の方とお話する機会が多く、20-30歳離れた友人(と、呼ぶには失礼かもしれませんが、仕事関係なく懇ろにお付き合いくださる方)もいらっしゃいます。
さて先日、「焼津市内の中学1年生向けに20分講演してほしい」というご依頼を受けました。光栄です。大変光栄ですが恐れていることがあります。
今年、私石田の年齢が38歳になりますので、中学1年生が13歳とすると25歳違います。
この講演、実は間近に迫ってまいりました。
本日は、講演に臨む迷いや気付きの脳内会話にお付き合いくださいませ。叶うことなら講演を聞いてくれた中学生の方々に、「あなたたちの前で偉そうに話していた38歳、かなり迷っていたよ」という経験シェアにできれば幸いです。
25歳差の破壊力
38歳の男性あるあるかなと思いますが、だいたい精神年齢や身体能力の自己認識は25~28歳程度で止まっている感じがします。油断するといともたやすく二日酔いになりますし、体の幅の空間的認知はスリムな時のままですので、しょっちゅうドア枠に肩をぶつけます。
何なら入れると思ったドアの隙間に入れないことすらあります。
この精神年齢とほぼ同じ25歳。すごい。
さらに25年といえば、歴史を見る1つの単位だとも言います。
下記記事によると「人口学的要因による世代の分かれ目」。
なにこれ25歳怖い。
25歳年下に何を話そうか
何を話そう、何を話そうとなんとなく迷った気持ちになっているところに、中学校の先生からいただいた、会の計画素案が目に入ります。
・・・話す内容、ある程度ガイドラインがあるではありませんか。
早く読め私。人は文字を読まない生き物だと、はるか昔、テクニカルライティングで習った気がします。
何を話そうかに迷いが生じているわけではないことがわかりましたが、どうやったら伝わって、良い時間になるかわからない、という問題に変わりました。せっかく20分いただけるなら有意義な時間にしてほしいですし、なにかシェアできる経験があればと感じます。
何に気をつければいいのか
すがる思いでChatGPTに助けを求めます。
38歳、何に気をつければいいですか、と。
38歳と13歳の関心の差、なかなか重くえぐれるような感じですね。
幼稚幼稚園児になぜ人を指さしてはいけいないのか伝えたいのに、もう関心が今日のおやつであるポテコをどの指にはめて食べようかに移っていてぜんぜん伝わらないのと同じですね。
もう対策もGPTに聞いちゃう。
なるほど、、、
・・・例えば上記の内容を13歳に伝えるとしたら・・・?
べ、勉強になります!GPT!
投げかけ(コミュニケーション)、平易な言葉、何でも聞いていいよ、という雰囲気、絵や例、このあたりが重要だということがわかります。
会社概要を簡単にしてみる
よく使う、こちらのスライド。簡単にしてもらおうと思います。
\\ す ご い ね ! //
の一文は、マウンティングに対する煽りのようなものしか感じられません。煽ってくるのかGPTよ。
ただ、「人間の手でできることは、できるだけ機械に任せよう。でも、おいしい伝統の味は大切にしようね」という簡略化はさすがです!そうなんです、弊社が目指すのは機械による人間の拡張なんです。
もういっそのこと、この会社のイメージ画を作成してくださいってGPTにお願いしてみます。
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身近にいた先生
3歩進んで2歩戻った感じはあるのですが、身近に良い例がありました。
結桜さん中学1年生ではありませんか!
そして、つい2日前に共有会でお話したばかり。
ちゃんとコミュニケーションが取れていた気がします。
その何が大切だったのか?
思い当たる節がエビングハウスの急カーブで消えかかるなか、おそらくこれだと思うのは・・・年齢を気にしなかったこと。
このnoteを書きながら気がついたのですが、結桜さんとお話したときには年齢を全く意識することはありませんでした。
ところが今回は、「中学1年生向け」ということで、心のどこかで。
なにか上から教えてやろう、いいところを見せてやろう、という気持ちがあったのです。
というわけで、タイトルすら改めるべき説ですが、明日は「自分の取り組みや展望をただただ平易に紹介する」会と認識をあらためて臨みたいと思います。脳内の葛藤にお付き合いただき、ありがとうございました!
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