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[参加&登壇レポート] #noteBIZDAY

都心の長い地下鉄を抜けると、異世界であった。
焼津から2時間程度かけて移動し、東京メトロ・外苑前駅の出口を出ると、国境を越えたかと錯覚します。いつもと景色が違いすぎて。

作業着&ヴィーナス持参で徳力さんに引かれた男
写真は マーケティング部の津隈さん


さて、総務部のこやまです。
先日、  #noteBIZDAY  へ現地参加&登壇させていただきました!
冒頭からおりましたので、私見を含むもののレポートという形で今回の学びをまとめておきます。

オープニング~Session2は「なるほど!」とか「わかる~!」と思った内容を2つくらいずつまとめ、Session3は内容補足みたいな形式にします。
結構余談もありますが、ご興味がなかったら読み飛ばしてください!




オープニング

#オウンドメディア三重苦

”オウンドメディアって大変”


いきなりのパワーワードにして圧倒的共感でした。
しかもこれって私目線では負のスパイラル化しています。
どこでも躓ける、なのに作り込むことが求められるし、反応があろうがなかろうが積み重ねなければならないし、結果が出るには時間もかかります…。


  • 人と人との信頼関係が1日でできないように、企業と個人の関係も1日にしてならず

  • 短期的に効果が出ないので放り出すのではなく、じっくり覚悟を持ってやっていく


と表現された半田さんの言葉にすべてが詰まっていますね。
"継続する愚直さ" なくしてオウンドメディアはできません。
ですが、続けるためのヒントや難所の乗り越え方は、Session1以降の各社担当者の言葉に詰まっていました。

消費行動については触れだすと止まらないので触れません
アーカイブは元記事から申し込めるようになっていました




あるある:弊社、B2Bだから…

そんなキャッチ―な #オウンドメディア三重苦 が耳に残りがちなのですが、「自分に合ったもの 自分が納得したもの を選びたい」という消費者の声を半田さんはB2Bでも同じと表現されています。

自分に置き換えてみると、確かにそうだと思う
個人の選択は幅も拡がっているし、
一概に括りにくくもなっている気がする


めっちゃ、わかる。

ここは私も同意見です。B2BとB2C、要素や判断基準こそ異なれど、最終的な決断は人間が下すものである以上は明確な差はない!と解釈しています。
だからこそ "応援消費" や "こだわり消費" に代表される価値観・行動変化はB2B・中小企業の弊社でも無視できないものです。

noteを読んだことでカルビーのポテトチップが他と違く見える
という例が非常にわかりやすい




前述のオウンドメディア三重苦と絡めると…

noteが ストーリーを読んでいただくオウンドメディア といった立ち位置であるとすると、発信する側も三重苦を乗り越えて「創作をつづけること」を目指していくことは間違いないはずです。

1/19,000社に過ぎないものの、一貫性の下で言語化を繰り返し、時間をかけて作り込んでいきたい、そう改めて感じさせられるオープニングでした。

そんな大変さでも、法人利用は増加
みなさんがメディアを見る "眼" も肥えてきている

地方だから…?中小企業だから…?製造業だから…?B2Bだから…?
正直一切関係ないと思っています。


と書いて自らを追い込んだ経験がある。でも本当にそうだと信じている。
弊社も軸足は採用広報にあれど、お客さまとのつながり!といった文脈では一役買えるようにいつかはなりたいな、と思ってはいます。

実現はきっとまだ当分先です




Session1|200記事以上のノウハウから学ぶ、明日から使える採用広報の型

社員のTwitterフォロワー数、合計約7万人!?
といきなり驚いてしまいました。ベーシックさんの場合は全社的に発信活動をしていることの裏付けと言える数値です。

弊社も社長とこやまは個人Facebookでの拡散はしている
でも合計7万人はすごいわ……


特徴:社員の個人発信&コンテンツの作り方

マネーフォワードさんもnoteに関しては社員個人発信が主体。
これによって両社とも圧倒的共感 (スキ) を生むのは事実だし、会社としてのコンテンツ作成力=伝える力が向上する、のは超絶うらやましいですね!
”らしさ”
の表出化においてもそうですが、社員の力を借りて運営することは#オウンドメディア三重苦 を突破する策とも捉えられそうです。

#書くのがしんどい


一緒に登壇したカミナシさんも同様のスタイルなので、社員起点の発信はいいなと思う反面、私目線では難易度が高いことは事実です。
しかしマネーフォワードさんの場合はガイドラインの存在や、広報でインタビュー→記事化といったフレキシブルな体制を持っていることが支えていました。

SNSは味方につければ最強ですが、敵に回すととても大変なものです。
普段アカウントの表面的な情報を見ているだけでは知り得ないことですが、ハードルを下げながらも守るべきことは守り、成果ある運用の裏側は緻密に作られています。

ガイドラインで質担保+広報側のサポート
社員起点と広報起点でネタ不足も心配なしか

▫ 過去、別セミナーに登壇したときの話
「ネタ切れが心配すぎる」的な声がかなりありました。
私は社員の数だけストーリーあるからいいじゃんと雑な回答をしましたが、ベーシックさんの 入社エントリ/意気込み/取り組み がひとつの解ですね。




記事の使い方:弊社の例も

弊社にもベーシックさんと近い部分があって、公開した記事はストック情報資産として使用することが多いです。閲覧自体に会員登録が必要ないので、例えば採用候補者の方に「この記事読んでください!」とか、弊社をご存知でない方に「これ読むと大体わかります!」という使い方も。

成果というとPVやスキ数に行きがちですが、表面的な定量情報だけでなく、定性情報にも耳は傾けておくべきだと実感しました。

名刺代わりに使ってもらえるレベル(後述)にもつながる話

▫ 余談:長田さんからいただいた名刺
ど真ん中に穴が開いている。
これは「核心を、突け。」というベーシック社のスローガンによる。

私は名刺裏面にヴィーナスを入れようとして反対された




Session2|カルビー・ヤマハ発動機に聞く、noteをブランディングにどう使う?

年間スケジュール…?

規模は小さめだけど、5名体制!?と二重の衝撃を受けます。
当然大企業の方は、特に弊社のような小規模組織とはステークホルダーの数しかり方面しかり、想像もつかない苦労をされているはずです。
でもやっぱりちょっといいなって思いました。

▫️内製化の話
カルビーさんの規模の企業が内製化しているのは意外ですが、現場起点で職人魂やピザポテト、みたいな記事が生まれることは素敵ですよね。絶対に次食べるときに楽しくなりますし、裏側を知ることで陳列棚で違って見える、というのもこういう理由ではないでしょうか。

▫️一方弊社は
当日7:15にネタを決め、14:00にようやく記事に着手していた。
でもSession2の両社と弊社はいくら規模や体制が違っても、同じnoteというPfにいる以上は劣らない質のコンテンツを捻り出さないと!と思うしかありません。言い訳にはなりませんので…。




意外だったこと:広げ方

登壇していた2社は、知らない人の方が珍しいにもかかわらず…

  • 使える手段は総動員

  • 使えるチャネルは全部使う

というレベル感でオウンドメディアを運営しているので、そんな意味でも周囲を巻き込む力は必要であることを実感します。
また重要であろう『noteでの最初のタッチポイント』はどの記事になるかはわからないので、どこから読まれても変わらない熱量を維持しながら、風化しないコンテンツを作り続ける意義につながっていきそうです。

それでいてカルビーさんの場合、別担当者が運用するTwitterの世界観は守ること(壊してしまうのならばnoteのシェアさえもしない)を考えていたり、ヤマハ発動機さんの場合は言葉の細部までこだわって作ったりしているわけですから、地道…。

私も『神は細部に宿る派』で『記事書きながら退職するタイプ』です




Session3|"ひとり広報"で発信をつづける秘訣

こちらは私の話した内容の補足です。発信スタイルが180度異なりますが、カミナシ・宮地さんのお話も参考になるのでぜひアーカイブで!

noteハラスメント カミナシスタイル vs. 政治的に勝負 イシダテックスタイルみなさんの会社ではどちらがマッチするでしょうか…?笑
カミナシさんの場合はもはやカルチャーになっていたり、バリューが裏側にあったり、といった要素は考慮すべき点ですが!


そもそも、 ひとり広報 #とは

チャット欄の0.5人です!とか共感しました。
私も総務部所属。経験もないしプロでもないです。
稼働ベースでは0.3人くらいだし、そもそも広報でもないです。
だからみなさんもオウンドメディア運用、辛そうだけど諦めないで!

コヤマさんファンもうれしいですけど、
イシダテックファンになってくださいね…
強く生きていますからね…




周りの巻き込み方

これが今回のメインテーマでもありました。
『上司と本人に入れてメールして、そのあと直接話しに行く』
を実行した虎の威を借る狐作戦は実例をお見せしておきます。

弊社には山村さんという勤続50年を迎えた社員がいます。
(茶化す意味ではなく文字通りの)レジェンドで、私も大変に尊敬しており、記事に出てもらいたかったひとり。私はこうやって依頼していました。

今だからこそ山村さんに謝りたい仕掛け3選
① CC:石田尚(社長)の無言の圧
② "詳細は出社された日に…"
嘘です。今フルタイムではない山村さんですが、このメールを送った金曜9:00に出社することをわかっていて送信しました…
③ "社長も" こんな話聞きたがってました… とか振りかざしてごめんなさい

未だに登場を依頼する時が一番緊張する




無意識でやっている、note執筆|エクストリーム退職編

私の場合は記事を書きながら退職したり、復職したりします。

  • 名刺代わりにしてもらえるレベルの質を実現している

  • 文章としてのわかりやすさが最大限高まっている

  • リスクを最大限回避している

  • 自分だったら読みたいか

あたりを公開ボタン押下時の心の中のチェック項目にしているからです。
いまだにトレーニングとトライ&エラーの繰り返しですが、これらを独力で実現するためには『他人の視点』を入れるのが早そうでした。
協力してくれる社員のみなさんも相当オープンに出ていただいているので、私としてもできることは最大限やる!成果は出す!を突き詰めた結果です。

THE DAY|エクストリーム退社編 より

▫️トライ&エラーのやり方(私見)
結構単純で、イシダテックを知らない1〜3人に感想を聞く、をしています。
言葉がわかりにくいポイントとか、そもそもコンテンツに興味がないとか、忌憚なく教えてもらうことで修正すべき点に気づける唯一の方法でした。
どんな方が読んでくれたか、という観点では通知欄からその方のアカウントに飛んで、投稿された記事を読む行動をいまだにしています。

読まれない理由、探すの大変




意識的にやっているTTPS

私のように経験がない方にはおすすめしたいのが、TTPS
発信活動をはじめてからは意識的に他社のメディアを見るようになり、自社にはどうやって落とし込めるか… と脳内妄想を繰り返しています。
(企業発信のnoteは自分でも想像つかない数を読了しています…)

オウンドメディア運営は手法も答えも戦い方も確立されたものはないので、自分なりに仮説を持ちながら様々な情報に触れて、実行したら振り返って… と小さな進化を繰り返すのが実は一番の近道な気がしてなりません。
なので最後にこの言葉を残しておきました。



おわりに

私には、広報担当のみなさんはキラキラ輝いているイメージがありました。しかし、5社の担当者さんは戦い方こそ異なれど、軸を持った上で堅実に、地に足の着いた取り組みを続けられていました。そこには企業規模や業種も関係はなく、まさに「1日にしてならず」が伝わってきます。

各組織や体制に合ったやり方もきっと最初からあったわけではなく、自社の発信スタイルに最も合う形へ仕上げていくこともオウンドメディアを作る、ということの一端なのかもしれないなと感じた1日でした。
弊社も 凡事徹底×珍事徹底 な日々がまだまだ続きます。(こやま)

貴重な機会をありがとうございました!
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