いつもイシダテックを紹介しているこやまさんを紹介してみた。#notethon
はじめまして、イシダテックファン歴7年、
TEAM FORWARDの竹田と申します。
簡単に自己紹介
「静岡に働きたい会社・働いていて良かった会社を増やしたい」という思いから、人材採用・育成・離職防止をワンストップ支援しています。
(※静岡県民が"静岡"という場合、静岡市を指しがちですが、焼津も含む静岡県です)
10年後、「静岡の良い会社といえば?」の質問に、今は挙がらない社名がどんどん挙がる、そんな世界を目指しています。
■HP
■note
イシダテックさんとはもう7年程のお付き合いになります。
ちなみに、お付き合いが始まった当初、ゴリゴリの営業マンだった私は
「今日決めて頂けないならもう来ませんよ?」と石田社長に契約を迫ったそうで(すみません記憶にございません…)、そんな脅迫男と7年も一緒にお仕事させて頂いているのは本当にありがたく、頭が上がりません。
なぜ #notethon に参加したのか
ひとつめに、採用をお手伝いさせて頂いてる中で、
初めてイシダテックさんを知る人たちから「天才が集まってる会社なんですね!」「頭脳集団ですね!」などと言われることが時々あるのですが、
実際に足を運び、お話をさせて頂いている身からすると、間違ってはいないんだけど、なんかちょっと違うんだよなーという違和感があり、この目で見たイシダテックさんをお伝えしてみたいと思ったこと。
ふたつめに、膨大な投稿量でイシダテックさんを紹介しているこやまさんを紹介するコンテンツって、社外じゃないと出来ないし面白そう、と思ったこと。
実はここのところ、個人的にこやまさんの変化を感じていたこともあり、一度ゆっくりお話を聞いてみたいという気持ちも。
そんな訳で、超マジメにこやまさんをインタビューして参りました!
だんだん、自我みたいなものが芽生えてきた気がするこやま
2020年4月にイシダテックに入社してから3年が過ぎました。
だんだん、昔は持っていなかった自我というか、“自分はこうしたい”という気持ちが芽生えてきたような気がします。
元々は人から言われたとおりにやればいい、無難に収まればいい、そういう思考の人間でした。それがここ1年くらいでしょうか?
もっとこうしたら良いのでは?という考え方を持つようになってきました。
きっかけはいろいろありますが、一番大きいのは、大学院に通った経験だと思います。2年間通学して、ものごとを複合的に考えるクセが付いたと想像しています。
知識をアップデートするとか、自分ならこう使うという意識を持ちながら、2年間様々な分野の講義を受け、徹底的に鍛えられたと感じています。
大学院、第一印象は“怖い”
今となっては良い経験をさせて頂いたと思っていますが、大学院入学当初の印象は、“怖い”。
同級生は、常に動きまくってるようなエネルギッシュな人たちばかりで、明らかに私とは違う人種。でも不思議なもので、環境の力ってすごく大きいんです。一緒にいると自分も自然とそうなっていきました。
勉強、というよりも机に向かうことがとにかく苦手なんです。
先日キャリア授業でお話しした際も、学生生活を総括すると反省だらけの半生と表現したレベル。にもかかわらずなぜあの期間だけあんなにガリガリ勉強できたのかは少し不思議なくらいです。当時の環境がそうさせたんだと思いますが…。
結果的には、裏付け出来る知識がいろいろと身に付き、自信になりました。
“自分はこうしたい”が浮かぶようになったのも、そんな自信が出てきたからかもしれませんね。
決断とnote執筆は遅くなりました
すごく良い経験だったのは事実でこそありますが、幅広い知識を身に着けたからこそ、何かを決断したりアウトプットするのに時間が掛かってしまうことも増えました。少なくともnoteを書く時間は長くなりましたね。笑
特に技術に関わるようなテーマの時には、書きながらいろんなことが連想できてしまうので、どうしても長くなってしまうようになりました。
非合理・非効率を大事にしたい
自分の意見を持てるようになりましたが、ロジカルに伝えられればそれで良いかというと、そうは思いません。
だって、正解を早く出すだけならChatGPTでいいじゃないですか。
人間がやってるんだから、非合理・非効率を大事にしたいんですよね。
何をするにしても、向こう側には人がいるという気持ちを大事にする、人間臭さみたいなものがやっぱりいいなと。
noteって、フォローしてる人たちが新しく記事投稿すると通知が来るじゃないですか。私、あれ必ず読みに行くんですよね。効率だけでいえば必要の無い行為かもしれないですが、いつもnoteを見てくれている人たちに何かを返したいという気持ちがある。なんなんでしょうね、でもやっぱりそうしたいんですよね。
(イシダテックの)スーパーマンになりたくて
イシダテックには、あれしろこれしろって言う人がいないんです。
そういう意味では、組織で働く中でのストレスみたいなものはありません。
でも石田社長は本当に時々、「で、どうしたいの?」って聞いてくるんです。怖いでしょ?笑
ただこんな問いを与えてくれることは貴重であるとも思っており…
この質問をされるうちに、「意志を込めて行動できるように変わらないといけない」と感じることが増えてきました。
だけど正直いまだにやりたいことは見つかっていない。
ではどうあるべきか?と考えた時に、やりたいことがないならいっそ何でもできるようになって、困ったときに誰かを助けられるような存在になりたいと思ったんです。
それを言語化しようとしたらスーパーマンになりました。
スーパーマンって何でも出来るじゃないですか、あれいいなぁと。
合わせて、どんなプロジェクトにも自分のエッセンスを入れようという意識が働くようになったような気がします。この意識と大学院で学んだ自信がちょうどいい感じにかみ合ったのかも。
凡事徹底と珍事徹底
イシダテックは凡事徹底のできる会社だなと思います。
とことんまでやる。製造・設計職の人たちを見ていても、大事な時期は本当に集中して働く。
私に「毎週note投稿を継続できるなんてすごいですね」と言って頂く方もいるんですが、他部署のみなさんがあそこまで徹底しているのをすぐ近くで見ている以上、私も週1でnote上げるくらいやらなきゃな、という感覚です。
そんな社員のみなさんから感化されたことも
そういえば、イシダテックはどの部署が上とか下とかそういう感覚が全然ないかもしれません。同じ敷地内に全ての部署があるからかもしれませんけど、苦労している、努力している瞬間も直接見ることができます。
よくnoteに登場する中原さんも、陰ではすごく地道な努力をしています。
派手な成果や表面に目が行きがちですが、裏側は泥臭いもので、感化されています。
そして凡事徹底は一般的な言葉ですが、イシダテックには珍事徹底という言葉があります。社長が良く言うんです、「珍事徹底!」って。
どんなこともどうせやるなら徹底的にやろう、という文脈ですが、
別に狙って面白いことをやろうと思っている訳ではなく、凡事が突き抜けた先で珍事になってしまう、というイメージが近いかもしれません。
分かりやすい例が大掃除でした。
これはnoteを含む発信活動を始める前の出来事なので、そのためにやりました!みたいな下心も一切ないです。ミーティングでも、一見馬鹿げたことでも、一旦真剣に考えてみるのでとにかく話題が発散しますが。
それでも最初から「無理」「出来る訳ない」などという人はおらず、「やってみる?」「できる?」「なんかそれ面白いよね」「もっとこうしたら」と話題が展開していくのがイシダテックのいいところです。
今風の言葉で言えば心理的安全性なのかもしれませんが、思ったことを思ったまま口に出しても良いと思えるのは、社員のひとりとしてやりやすいところであると感じています。
あとがき
こやまさん、赤裸々にありがとうございました!
(失礼ながら)昔のこやまさんは、「いつも社長の隣で指示を受ける人」という印象でした。ある時から印象が変わったのですが、それはきっと「こうしてみますか?」「こんなのどうですか?」というこやまさんの意見が聞けるようになったから。
こやまさんの素敵なところは、決して自分の意見を押し付けるようなコミュニケーションではなく、場の雰囲気を見ながら、足りないピースをポンとはめるような一言。言葉の裏に、周囲への気遣いを感じるんですね。
今回のインタビューでとても印象的だったのは、「非合理・非効率を大事にしたい」という言葉にこやまさんの意思を強く感じたこと。こやまさんに限らず、イシダテックの皆さんは、スピーディ、かつ、ロジカルに議論をされる印象です。ここだけを切り取ると、冒頭に記載したような「天才集団」「頭脳集団」的なイメージに繋がるのかもしれません。
しかし、この「非合理・非効率を大事にしたい」という言葉の中にこそ、冒頭に記載した違和感=外から見えないイシダテックさんらしさ、が隠れているような気がします。
他者への配慮や感謝を常に欠かさない、一生懸命やっていればいろんな人がいていい、これこそが、ドライなイメージではなく、むしろ真逆の人間臭さすら感じる理由なのだと思います。
論理的にミーティングが進んでいるかと思いきや、突如、夢みたいなことをド真剣に考え始める、こういうシーンはなかなか外からは見えません。
イシダテックさんは「面接に行くと多くの人が好きになる会社」という印象なのですが、あの空気感を好きになる人が多いのでしょう。
先日、こやまさんと採用関連の打合せをしていた時のこと。
みんなが最初からすごく速く走れた訳じゃなくて、「周りの人たちが早めに走ってるからペースアップしようかな」が連鎖していって、気づいたらみんな早く走ってた、が今のイシダテックさんって感じですよね。
こんな話題から生まれたキャッチコピーが
でした。
個人的にはこれがすごくしっくり来ていて、
今速く走れない人も、走り始める準備と走り続ける覚悟さえ持っていれば、どんどん早く走れちゃう環境なんじゃないかなと。
イシダテックさん、これからもファンです。