発信予定の記事を後ろ倒しにしたので、書き方のこだわりを言語化してみる回。
noteを書いて、自社について発信しろ―。
これ、想像以上にしんどいです。何を書いたらいいかはわからないですし、どんな書き方をしたらいいのかもわからない。
真っ白なエディターを前に、私は今日も真っ青です。
ノウハウはそこら中に転がっていますし、読まれる方の好みがあるのもまた事実ですが、160本の記事公開作業を経てようやく整いつつある私の思考を「ひとつの解釈」としてこの記事でまとめておきます。
この記事で結局言いたいことはこれ
早速ですが結論です。
デジタル媒体において他者に文章を読んでいただく際、最も重視すべき点はおそらく「リズム感」あるいは「テンポ感」であると私は想像しています。
簡単に言語化するなら「プレーンテキストだけやたら書き続けないこと」に収束します。この記事からも伝わるとは思われますが、基本構成の作り方をワイヤーフレームにして視覚化してみました。
文章「以外」にも言及するならば…
ギャップ生まない=みなさんと私の弊社に関するイメージを視覚的に揃えるという観点では画像の持つ力もまた偉大だと思っており、クオリティの高低は問わず画像埋め込みを多用しています。
1本の記事では最大40枚の画像を使用したことがあります。
でもこうでもしないと "魔境の謎部屋" や "謎空間” に対する私とみなさんの認識は揃いませんよね…。
行の ”キレ”
お気づきでしょうか?
環境に依存するので基本はPCでの閲覧時を想定してnoteを書いていますが、イシダテックのnoteは行の切れ目が自画自賛レベルで美しいことに。
これは偶然整っているわけではなく、整えています。
言葉を選び直したり、表現を変えたりする必要があるので難しいのですが、読みやすさ・美しさ的な観点から密かにこだわっているポイント。
そしておそらく、この工程が不必要な表現を削ぎ落としてくれます。
誤脱チェック&誤脱チェック
誤字や脱字を見つけると、中身が入ってこなくなりませんか?
記事の内容は当然会社の方向性に反していないか、炎上する要素はないか、そんな視点が必要なので公開前に石田社長にお見せします。
ただ「誤脱チェックも!」と社長にお願いするのはやや違和感があります。
その結果、こんな絶望的な体制になりますね。
時間を空けて見たり、視点やデバイスを変えてみたり、途中でお散歩したりとひたすら気を使って誤脱チェックに取り組むことにしています。
客観的視点の反映
外部の方からいただいたフィードバックは取り入れさせてもらっています。主な情報ソースとしては以下の3箇所をメインにしており、過去いただいたご意見の一例を紹介いたします。笑
弊社と全く無関係の個人的な友人
オン/オフ問わずお話しした読者の方
コメント欄
文章量が多く、読むのにカロリーがいるので2日に分けて読んでる
平均約4,000字から3,000字程度に→まさかの読了率が約10%増言葉の意味がわからなくて調べながら読みました
製造業や社内で用いられる独特な言葉→平易に&前提も揃える本文より画像のキャプションが味わい深い
そういう読み方もあるのか!と気づく→魂込めて全力で
そして:草薙カルテッドとやってみた
私がわざわざ遠くでリモートワークする際に利用する「Takt」を運営する、一般社団法人草薙カルテッドへ広報後方支援を実施しました。弊社としても学ぶことが多く、良い経験をさせていただきました!
頭の中ではそれなりに「仕掛け」を考える必要がある
手を動かすときにも意外と「知識」と「工夫」が必要
異なる視点を加えると気づきがある
以上より担当者1名で発信等の業務をこなす場合、技術・知識・マインド等求められる「幅」は広いうえに、やってみないとわからないことがたくさんあります。そこで第三の目:外部視点として、秘訣をお伝えしてきました。
おわりに
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