YAIZUスタディツアー、参加してみた。
総務部のこやまです。
近いのに、一般市民には意外と行く用事のない旧・焼津漁港。
しかし2023年にかつての「漁具倉庫」をリノベーションした焼津PORTERSという施設が開業しました。
YAIZUスタディツアーへ
そんな焼津PORTERSを会場に、YAIZUスタディツアーが開催されました。
主催は焼津市内に工場を持つ株式会社吉村さま。当ツアーの下記目的達成のために事例紹介を行う1社としてお招きいただきました。
※弊社社長の石田・こやまは2日目PMのみの参加です
焼津市の街づくりや企業の取組を市外企業の方に知っていただく
「自社事業×地域貢献」について学び対話することで、学びを深める
石田社長のした話、詳しくは……
今回お話しした内容は静岡県水産・海洋技術研究所さまにて実施された、「水産加工技術セミナー・ヒスタミン測定講習会」の内容に近いものです。ぜひこちらの記事もご覧いただけますとうれしいです!
他社事例を聞いて
他登壇者さまの具体的な紹介内容には言及できませんが、終了後に「今日はどうでしたか?」とお声掛けいただいた際に浮かんだ感想があります。
焼津市内で働く私目線でも、存じ上げない取り組みが多くあることでした。
PORTERS内で「こめふく」を運営する山福水産さまを例にすると…
こめふく=山福水産!という構図は理解していたとしても、背景 / なぜ参入したのか / なんのために / どんなきっかけで と聞けるチャンスは少ないからです。(お話しを伺うとおにぎりがよりおいしそうに見えますね…)
余談:焼津PORTERSについて
一旦本題から離れて、会場の焼津PORTERSを簡単に紹介してみましょう。
1階には飲食店舗
山福水産さまが運営する「こめふく」や焼津冷凍さま系列のピーターパンでお馴染み・ウィンウィンさん運営の「PORTERS CAFE」 などが1階に……
2階にはコワーキングスペース
ややオープンな印象のスペースですが、写真向かって右手には個室も。
数社の企業オフィスも設けられており、現在第3期工事中とのこと。
宿泊施設も備えられる予定で、ワーケーションにも良さそうですね!
本題に戻って、ふたつめの目的
YAIZUスタディツアーでは、「自社事業×地域貢献」について対話することで学びを深めるというもうひとつの目的があります。そこで事例紹介後のグループディスカッションにも参加させていただきました。
しかしながら、自社事業×地域貢献… 私にもあまりピンときません。
日常的に考えを及ばせることもなく、地域ってどこ…?貢献ってなに…?とぼんやり考えることが私のスタート地点でした。
では、イシダテックにできることを考えてみる
弊社には創業者の「重労働を楽にしてあげたい」という思いが源流にあり、時代が変わってもそれに突き動かされた続けたことが現在の方向性に大きく影響しています。製作するもの・使用技術が変化しても、お客さまが抱える課題を解決するために自分たちのリソースを使うという姿勢も不変です。
”結果地域に貢献していた” でもいいのかもしれない
また、ゴミを拾う!植樹する!お金出す!そういった活動も地域貢献であることは重々理解しています。弊社社長・石田は「個社や業界の課題解決が、回り回って地域に貢献している」というトピックで弊社の取り組み事例をお伝えしており、イシダテックならではの貢献、ができたら理想的です。
かつて「焼津から世界へ」と表現しましたが、水産加工にはじまり、弊社のノウハウも幅広い範囲に広がっています。かつおAI選別に代表されるように、焼津で求められる形に具現化することで地域貢献!というのもひとつの形なのかなあ、と考えるに至りました。
これから:焼津から、世界を驚かそう。
今回ご紹介した焼津漁港でのかつおAI選別は、世界の海洋資源管理の先駆けになるポテンシャルも持っているかもしれません。知らないだけで、様々な取り組みが焼津で行われていることに気づく貴重な経験にもなりました。
"焼津から、世界を驚かそう。"
その言葉を忘れることなく、取り組みを続けていきたいですね。