
ビビビッ!な週末を過ごした話。|ファクハク2024
あの、、、寒くないですか?
唐突な冬に驚きを禁じ得ないふくだです。

ことの発端ー。
2ヶ月前。
早朝でも汗ばむ真夏日、出勤3日目のこと。
弊社のオープンファクトリー『すげぇら焼津プレイベント』が開催されました。
私自身会社のことを全くと言っていいほど知らなかったので、社員に「どうぞ前でご覧ください」なんて声をかけていたり笑
(誰だったんだろう、、、)
イベント終了後の反省会。
たくさんの意見が出てきました。

私も意見を出しましたが、そこで気付いたことがひとつ、、、
『工場見学に行ったことがない』
お手本もなければ比べる対象もない状態でした。
すげぇら焼津の実行委員会は本番イベントに向けて着々と準備中。
このままではマズイ。
若干の危機感を感じ悶々としていた時、『すげぇら焼津プレイベント』参加企業&実行委員での反省会が開催されました。


そこには噂の地獄 #notethonに参加してくださった方の姿が、、、
坂口せりなさん!!
お話は聞いてましたが、会うのはこの日が初めてです。
どうやら『すげぇら焼津』の始まりには、坂口さんが実行委員を務めるあるイベントのお話があったとかなかったとか、、、
そのイベントがこちら!!!

どうやらおとなり静岡市の企業さんたちが一斉にオープンファクトリーを行うというイベントらしい。
これは、行くしかないっ!!!
いざ偵察へー。
どんな企業が参加しているのか。

あのマグ活の伊豆川さんだ!
#まぐろの日 ということで伊豆川の #マグ活 フォルダから選りすぐりのマグ写を。ぜんぶ静岡で食べられちゃうんですよ! pic.twitter.com/lgDUHfkYaB
— 伊豆川飼料株式会社 (@IzukawaShiryo) October 10, 2024
実は伊豆川さん、すげぇら焼津プレイベントに来てくださっていました。
装置設計時のこだわりを語る渡邊さん
— ㈱イシダテック (@IshidaTec) August 21, 2024
(質問をしてくださったのは伊豆川さん)#すげぇら焼津 pic.twitter.com/7SoDqI89BT
Day1:伊豆川飼料株式会社

ついた瞬間、
こ、これは、、、、
魚の餌のような香り!!!!(ほんのり香ばしい香りも)
まず嗅覚が刺激されるとは想定外。
ワクワクが止まりません。

家畜の餌(飼料)や農作物の肥料を作っているそう。




どうやら肥料は配合が大切で、
窒素:葉(例:お茶)
カリ:根(例:にんじん)
リン:実(例:桃、ブドウ)
のようにどんな農産物の肥料に使うかでそれぞれの配合が決まる。
その配合をするために、作った肥料の成分を分析しているらしい。
すごい!!

実は国内のツナ缶(マグロ)の生産シェアは、2021年の調査で静岡県がなんと97%!!
しかしながら、近年は外国産のツナ缶が市場に出回り、そちらの方が安いこともあって国産のツナ缶の販売数自体が減少しています。
また、国民の魚の消費量は2001年から2024年まででほぼ半分まで減少。
このままでは私たちの大好きな静岡が危ない!
そんな背景もあり始まったのが”マグ活”。
私も大好きな静岡を元気にしたい!!!
ふくだの『しぞ〜かセット』
「しろつな」「とろつな」は伊豆川飼料で購入!
もちろんマグロは国産で、「しろつな」がトンボマグロ(ビン長マグロ)、「とろつな」がキハダマグロを使用しています。
大好きな焼津の日本酒、「磯自慢」と共に、、、

ツナというより上品なお肉を食べているような感覚。
磯自慢とよく合います。
私、ツナ缶の残りの汁捨てるの見ると悲しくなっちゃうんです。
ツナ缶の残り汁は、〆に使っちゃう!
【ふくだ考案!ツナ缶の残り汁で〆る】
・炊き立てご飯 お好きなだけ(いっぱい食べたくなっちゃうので少し多め)
・釜揚げしらす お好きなだけ
・ツナ缶の残り汁 残った分だけ
・お醤油、黒胡椒、ワサビ お好みのトッピングで
1.しらす丼を作る。
2.ツナ缶の残り汁をぶっかける。
3.お好みでお醤油などなど、、、(アレンジ無限大)
4.かき込む!!約束された勝利!!!
ぜひ残り汁は捨てずに〆てみてください!
Day2:長澤瓦商店株式会社
ふと目に飛び込んできました。
「瓦ってどう作るんだろう、、、」
もともと日本の伝統工芸品的なものが好きなのでサイトを見てみると、そこには可愛いジュエリーたちが、、、!!!
瓦って少し古臭いようなTHE昔ってイメージだったのでいい意味で裏切られました。
これは行くしかない!
行くしか、ない、、、
ここ、どこ、、、???
見事に迷子。
電話をしたらとても丁寧に教えて下さりました。(後からインスタみたら丁寧に道順を説明してくれていた。すみません、、、)
気を取り直して、
いざ工場へ!





この道具を作る人はもう日本にはいないんだとか、、、


瓦は吸水するから、香水をつけるとほんの〜り香るよ。

そのほかにもアロマストーンや小鬼の置物が作れるワークショプもやっているみたいです。
自分で体験したことってすごく強く印象に残るから、工場見学に取り入れたい。
Day3:村田ボーリング技研株式会社
こちらは石田社長から教えてもらいました。
何やらご縁があるようで。
ホームページを拝見。
大量ライン生産ではなく、一つ一つの部品に、持てる技術と真心をこめ、手作業で機械をまわして仕上げるのが村田流。
なんか、、、すごくいい!!!
ものづくりの現場、テンションが上がります。


0.01mmと0.005mmの違い、ふくだはわかりませんでした。

合う「バイト」がない場合は作るのだとか。


傷んでしまった部品をバイトで削ったものをまたコーティングする。

削りすぎないようにペンで印をつけて。


絵も可愛いし噛み砕いて説明してくださったのでとても分かりやすい。


すごく楽しかった!
私がものづくりが好きだからというのもあるかもしれないけど、楽しくさせる工夫がたくさんされていました。
まとめ
工場見学、楽しいです。
自分が見る側になるとわかる良いところ、真似したいところたくさんありました。
次回工場見学に取り入れたいっ!
・五感を刺激する何かが欲しい。
→イシダテックなら音かな?穴を開けている音やフォークリフトの音など。工場見学きたぜって思ってもらえるようにしたい。
・モノとして残るものを渡したい。
→前回はイシダテックの機械で作ったお菓子を配った。継続したい。
・実物(作っているもの)をもっとたくさんおきたい。
→加工場で加工したものや部品など。
・寸劇をレベルアップさせたい。
→ナレーション入れたり。
・分かりやすい説明の紙芝居やりたい。
→大人が対象だったとしてもやはり専門用語は難しい。
あと、一番欲しいものはイシダテックらしさ。
今回の工場見学で感じたことは、会社によってさまざまな色があったということです。
石田社長はよく気持ち悪さを感じて欲しいと言います。
「こんな田舎の町工場のような会社なのに、なんかすごいぞ、、、??」
こんな感想を持っていただける工場見学が私たちが目指すべきゴールです。