[実施レポート] わさびコンテナ (&イシダテック) 見学会
きっかけは突然に。
それは2/14の開所式が迫る、2/8の夕方の思いつきから始まった。
血気盛んなスタートだったのですが、無事、開催できましたのでこの度レポートします。
目的はサイバーとフィジカルの融合、そして「ワイガヤ」
当日のスケジュール
当日の流れはざっくりと導入→メイン→ディスカッションです。
・・・実際はこのように進むはずもなく、ご参加の皆さんの熱い質門や、直前にご依頼させていただいだ「ファクハク」に関する話で盛り上がります。
特に盛り上がったらしい "ファクハク" の話題
今回ご来社いただいたうちのおひとりである 阪口さん が企画メンバーとして参画されている取り組み。
(弊社も含め) 通常、工場というのは非常に閉じられています。
そんな存在を地域に対してひらき、人・まちとのつながりを作っていくことが理念とされている活動です。
オンラインではなかなか伝わらないその魅力を、体験や見学を通じて伝えることを目指しているのが 静岡ファクトリー博覧会 通称 "ファクハク" というわけです。
今回の見学会にもある、 "ファクハク" っぽさ
事業については、これまで #WASABI マガジン でお伝えしてきた通り。
何よりもサイバー空間 (主にnote上) での発信は、場所や時間を問わずにご覧いただけるように行ってきた一方で、フィジカル的な満足度との両立はまだ難易度が高いのが現状です。
余談ですが、(空間的な意味での) サイバーとフィジカルの融合は「noteをきっかけに、現地へ―。」的な文脈ならば実現可能性も十分高いとも言えそうですね。
見学中の様子
弊社の工場見学も含め、「体験」という形式にはまだ検討の余地が。
しかしながら通常は見ることのできない弊社工場内や、わさびコンテナ内部をオフラインかつ少人数でじっくり見ていただくこと…。
さらに現状の取り組み、その先に見える可能性をお伝えすることも通じて「サイバーとフィジカルの融合を肌で感じていただく」という目的も達成されたと言ってよさそうです。
ワイワイガヤガヤな議論も白熱していました。
スクランブルに開催が決定した会ながら、意義は大きかったようです。
さいごに
参加者である阪口瀬理奈さんからのコメントをご紹介します。
イシダテックさんのSNSで、なにやらワサビプロジェクトが始まったらしい、いつか見学にお邪魔したときに工場横に置かれていたコンテナが関係してるらしい、ワサビだけどDXらしい、という情報はもちろん抑えていました。イシダテックファンとしても、静岡県内のDX事例としても気になっていたところ、ありがたいことに見学の機会をいただきました!
初めに中村社長がワサビについて話すまでは、「天城でわさび田みたし、伊豆や有東木の美味しいワサビを経験してる私は、ワサビリテラシー結構高めですが?」と思っていましたが、甘かった。
そもそもワサビに品種がいくつもあったことすら知らず・・。
葉面サイズや色をリモートで画像解析、定期的な摘葉作業以外は、秘密の肥料入り溶液のかけ流し栽培するNEXTAGEさんのチャレンジは、聞いているだけでわくわくさせられるものでした。
自分の無知さに静かに恥ながら、いざワサビ工場へ。
外観が塗りなおされて綺麗になってるけど、やっぱり夕焼けの中のコンテナはエモい!
ところが扉があくと・・人工的な空間に綺麗な黄緑のワサビが並んでる!それだけで興奮。まだ育て始めで小さなワサビばかりでしたが、今後、促成栽培の条件を試しながら実用化に向けて進んでいるそうです。
「促成栽培には月のリズムが関与していて・・」と言われたときは動揺したのですが、ホントらしい。
イシダテックさんのSNSを追ってるだけでも個性と魅力あふれる会社だとわかるのですが、その敷地内には凡人には想像だにできないおもしろい挑戦がたくさん進んでるようです。今回はワサビのお話しでしたが、それだけじゃないというのも恐ろしいところ。私ももっと引き出し増やして、チャレンジしていかなきゃな、と新年度に向けて心ひそかに誓ったのでした。
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