見出し画像

受賞!TECH BEAT Shizuoka AWARD 実行委員会委員長賞

イシダテックは、株式会社ゼロワンさまと実施するIoT自動制御プロダクトの開発をスタートアップ企業との共創事例として「TECH BEAT Shizuoka AWARD」"実行委員会委員長賞" として表彰いただきました。

先週のnoteに続き、今回のnoteでは表彰式の様子や TECH BEAT 会場の様子をお届けします。


会場、グランシップへ


ということで、焼津駅からはJR東海道線で20分程度の東静岡駅にある静岡県コンベンションアーツセンター、グランシップにやってきました。

この角度だとあんまり船っぽくない


ちなみにイシダテックはTECH BEAT Shizuoka2024の協賛企業でもありますがロゴ右側の社名表示が「㍿イシダテック」でないのは大人の事情です。

県内企業を中心に多数の企業が協賛している


会場の様子


11Fの別会場でもトークセッションは行われているが、メイン会場はここ。
ブース・セッション間も行き来しやすいのも特徴でしょうか。来場者も多く非常ににぎわっており、会場外でも交流の場が提供されていたようです。

ハイライトはプロデューサーの西村さんが紹介されていた


表彰式


そして16:00より、TECH  BEAT AWARD 2024 表彰式が行われました。
静岡県知事賞には臼井国際産業さま×Nossaさまの取り組みが、そして実行委員会委員長賞にゼロワンさま×イシダテックの取り組みが選定され、概要のプレゼンテーションも実施されています。

この表彰式もメインステージで行われた
受賞者には賞状・トロフィーが授与されました
受賞者としずおかFG会長である中西委員長
そしてプロデューサーの西村さんでの記念撮影


実行委員会委員長賞 ゼロワン×イシダテック の詳細


実は社内でもあまり広く知られている取り組みではないのでご紹介。
まずはゼロワンさまについて簡単に。

浜松市を拠点にVR撮影・3Dモデリング・IoT開発を行うのがゼロワンさま。
これはWebページ内の「おすすめの活用法」を見ていただくのがわかりやすいと思うのですが、大型モールやショップ内の様子をグリグリと動かしながら見ることができます。バーチャル工場見学にも使えそうな……

そんなデジタルツイン(バーチャルとリアル空間の融合)とIoT技術を活用、施設内の環境や設備状況、働く人の位置情報等をデバイス上でリアルタイムにモニタリング可能なプロダクトの開発・販売を行われています。


安心を可視化する no-miz システム


特許出願中であるこの新サービスは、同社Webサイト内で以下のように紹介されています。主に病院・クリニック、介護施設で活用されているよう。

  • 空間環境のリアルタイム可視化、悪化への即時対応

  • 人流調査や混雑確認、マーケティング分析

これらを個人を特定するデータを取得せずに実施することで、心理的抵抗も少なく導入できることが強みのサービスなよう。

空間内の空気環境や混雑状況をモニタリングする、デジタルツインIoTソリューションシステム「no-miz(ノウミツ)」。
デジタルツインへ、空気環境や混雑状況のリアルタイムなモニタリングを実現しました。
感染症リスクが高まった場合は、ユーザーにアラートを出して注意喚起します。なお、人のモニタリングにはLiDARセンサを採用。
画像など個人を特定する情報は取得しない安心安全な設計です。


では、イシダテックの業務とどうつながる?


空気環境。心当たりがありませんか…?

EMTである


今回TECH BEATにも出展されていたNEXTAGEさんの「焼津R&Dセンター」内でも稼働しているEMTは、空間中・物体表面に存在するウイルス、バクテリア、カビ、化学物質を最大99.9%削減および非活性化する独自ソリューションです。


工場における需要創出


外部記事ですが、The INDEPENDETS にて内山社長がこう語っています。

現在はより広い面積である工場への導入に着手しています。
製造業の課題として頻繁な製造ライン停止及びその復旧、ヒヤリハット削減があります。これらを解決するために、デジタルツイン技術を活用したモニタリングソリューションを提供します。


可視化の先へ


Ver.2ではこれまで実現されてきた「可視化」の先へ。
空間スキャナーと点群データが取得する情報に室温、湿度、さらにはCo2等の環境データをクラウド上で集約、API経由でEMT:減菌システムも完全自動制御する連携機能で可視化の次、非活性化までも目指す取り組みです。

多種多様な製造業の企業が集積し、ものづくり県とも称される静岡県。
先述した製造業の課題だけでなく、環境面に対する課題解決がこれからデジタルツインの力で進んでいくことが期待されます。

取り組みがオープンになる背景もあり、特許出願中だそう

EMTがno-mizと連携・完全自動制御することでより効果的に稼働、さらにEMTというデバイスに必要な触媒やフィルター交換の長寿命化もねらう。
(この長寿命化は当日のスピーチでは「延命」と表現されていた)


そこで、工場を知る弊社との共創


イシダテックは「秘密兵器」の提供を通じて多くのお客さまの工場を訪れ、画期的・革新的な生産方法をご提案しています。
1945年の個人創業以来培ってきた知見を生かし、お客さまが生産現場で抱える課題を解決するために、オーダーメイド装置の企画・構想・設計・製造に加え新たなソリューション提供にも挑戦を続けていきます。

これからの新たな取り組みにもご注目ください。


おまけ|チームゆら 特別セッション


一般社団法人チームゆらよりリーダーである増田結桜さんと小林さん(草薙カルテッド所属)が特別セッションに登壇されました!
これからのご活躍も期待しております。

宇宙人…

※一般社団法人チームゆらは、弊社社長の石田 尚が理事を務めています


この記事が参加している募集