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イシダテックのこと、どう伝えていく?【立て直し戦略編】

イシダテックの石田です。台風の影響が心配ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ちょっとよろしいでしょうか。共有させてください。
プライベートでヱビスビールをいただいていたとき、ついに引き当てました。ラッキーヱビスをっ・・・!!!

このラッキーヱビス、通常は瓶のヱビスビール数百本に1本の割合でしか存在しません。さらに、全国のどの販売店、飲食店にあるかなどその所在は一切分からず、まさに出会えたらラッキーな恵比寿様なのです。

ヱビスマガジンより
鯛が二匹!!

サッポロビール社は、ビール各社が発泡酒などを織り交ぜた多製品展開をするなか、あえて黒ラベルにフォーカスを絞り、「丸くなるな星になれ」のキャッチコピーと、妻夫木さんを起用した「大人エレベーター」のコンセプトCMで広報/マーケティングを立て直したと聞きます。


はじめまして、イシダテックです!

このような書き出しと、こやま構文で鮮やかに投稿された、弊社note史上1号記事。

この記事からちょうど3年。素晴らしい活躍をしたこやまは、イシダテックを退職することを決めます。(下の記事はめちゃくちゃ人気記事で示唆も深いのでぜひご覧ください!)

「退職?!まじかー・・・じゃ、退職のこともnoteで書こうぜ!」
というノリで書いてくれました。

こやまの成果がとてつもなく大きかったので、真面目に立て直しを考えなければなりません。

そして、これまでも弊社は何か起こったとき、少しでも経験シェアができればとそのストーリーを綴ってきました。そしてそれは今回も同様です。

振り返り・4年目の課題感


まずは振り返りです。振り返りの一歩目は、そもそも発信活動はなんのために行われているのか、ということを確認します。

会社のミッションと、発信活動のミッションを改めて言語化

弊社は、発信活動において次の2点をミッションにしています。

採用母集団の認知形成をおこなう:「秘密兵器」の開発・設計・製作にかかわりたい方にイシダテックを知ってもらう。工場見学に来てもらう。

会社のソフトな名刺になる:イシダテックという会社のソフト(仕事、人、文化、業務内容)部分を広く知ってもらう。

資料より

1つ目は、採用市場においてほぼ確実にバイネームで検索されることのないイシダテックにおいて、まず知ってもらうこと、そして工場に来ていただくことがとても重要です。これに貢献するのが発信活動です。

2つ目は、最近言語化したものです。イシダテックは受注生産&お客さまごとのオリジナル仕様の機械装置を設計・製作しています。定型のソリューションはありますが、定型のプロダクト(製品)がありません。それゆえ、会社のことをよく知ってもらうためには、人や文化などのソフト面をよく知っていただくことが、イシダテック全体の理解につながると考えています。

↓唯一の例外プロダクト、産業向け空間・表面殺菌テクノロジー、EMT


発信活動の課題感(4年目)

定量的な数値的に振り返れば数自体は大きくなっていますが、主な課題は4つあります。

書いていて心が苦しくなる課題ばかり

かいつまんで書くと、以下のとおりです。

  1. ターゲットへのリーチが道半ば。新卒者に刺さっているとは言い難い。

  2. 他媒体との連携、そして流入経路整備が不足している。note内回遊、検索エンジン、他メディアから流入、その他の4大構成。他SNSなどが10%以下。

  3. 兼務の担当者(こやま)が高負荷。他の業務があることと、ビューが増えたからこそ依頼されたセミナーなどで更に圧迫される。

  4. 担当者の会社理解が必須。現地現物、会社内部にいないとわからないことや理解が進まないことだらけ。スポットで支援するような仕組みにはしづらい。

課題の前後関係や発生場所

オンライン上の活動において、各機能のフローと課題の発生箇所を見える化すると、少し課題の理解が進みます。

オレンジのビシビシー!としたマークが課題です。

まずは会社理解かな・・・その後、ターゲットをきちんと理解した記事作成・・・という具合に、心苦しい課題の振り返りと可視化により、倒すべき課題の最重要性のものがわかってきました。

発信戦略


この期に及んで悩みます。戦略とは。何をもって戦略とするのか。
ここは、8月初旬より積読から脱出させて読み始めた書籍に頼ります。

戦略とは困難な課題を解決するために設計された方針や行動の組み合わせであり、戦略の策定の策定とは、克服可能な最重要ポイントを見きわめ、それを解決する方法を見つける、または考案することにある。

リチャード・P・ルメルト著・邦題「戦略の要諦」より

わかったふりをして、課題解決のための行動と方針の組み合わせとして記述してみます。

「スタイル」はオリジナルですが、まずはこやま時代を踏襲。炎上させない、とても重要。

以上を発信戦略としてまとめている1枚もののスライドが下記です。

「雑・戦略」スライド

戦略→採用活動

ここまで考えて次は採用です。ヒトです。戦略記述のヤレヤレ感で忘れるところでした・・・そういえば、こやま、いなくなるんだった。

戦略実行のために必要な人材要素を書いてみます。

・(ほぼ)オウンドメディア運用を中心とした、広報専任の担当者ポジション。モノがかけることが必要。
・新卒者層にリーチするための媒体企画~運用に造詣がある
・オンラインのマーケ活動で定量的な数値と改善策の勘所がわかる
・発信ターゲット(学生)のコミュニティにアクセスして、ターゲット理解を促進できる適性がある

無いものねだり感、ここに極まれり。

そんな方、すぐに見つかるわけないか。出会えるわけないよな・・・
と諦めていた瞬間がありました。

ここからは気合と根性、行動力ーそしてご縁でした。

ある方のご縁プロデュース力により、ものすごいスピードで候補者が入社を決意してくれまして、新担当者が決まりました!

そのような流れで、来週は【新担当者編】としてnoteにてお伝えします!
どうぞお楽しみに!


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