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会社パンフレットを作る話。

あけましておめでとうございます!
ふくだです。

今年の正月休み、皆さんはいかがお過ごしでしたか?
私は初めて焼津で年末年始を過ごしました。

初富士🗻
海からの初日の出☀️

綺麗すぎて感動しました。
こんな素敵なところで新しい年を迎えられるなんて、幸せ以外の何ものでもありません。
やっぱり焼津はいいところ。

そんな素晴らしい気持ちで迎えた2025年、今年もイシダテックをよろしくお願いいたします。

パンフレットがない。

無いんです、パンフレット。

そのため、イベント時には急ごしらえのペラ1モノクロ資料を作って対応してきました。必要最低限の情報だけを詰め込んだ地味な資料。
でも正直、カッコよくない!!

隣を見ると、他社さんのブースにはピッカピカのカラー印刷のパンフレットが並び、まるで「私たち、すごい会社です」って顔してます。そんなのを見てしまうと、つい思っちゃうんです。

『うちもパンフレットがあれば、なんかすごそうって思ってもらえるかも!』(安直)

社長に提案してみると、、、

ふくだ「会社のパンフレット作りたいでs、、、」
社長「いいじゃん!すぐやろう!!!」

相変わらず早かった。

すぐやろう!!!

勢いに乗って、さあ始めよう!と思ったのもつかの間―。
結局、2ヶ月ぐらい考え込んでしまっておにぎり状態、、、。

パンフレットを作るにあたって、どんな情報が必要か、何をどの順番で決めればいいのか――考えることが多すぎる!
途方に暮れてしまったので、ここは一つ彼に手伝ってもらおう。

chat GPT!!!!

1.目的を確認する
・パンフレットの目的は何か?
・ターゲットは誰か?
2.必要な情報を整理する
・基本情報:会社名、所在地、事業内容など
・内容を具体化する:会社概要、サービス紹介、実績、お問い合わせ情報
3.レイアウト案を決める
・形式:三つ折り、冊子型など
・デザインイメージ:シンプルか、インパクト重視か?
4.素材を準備する
・写真:会社風景や製品写真
・ロゴ:高解像度のデータ
・文章:キャッチコピーや説明文
5.制作ツールを選ぶ
・初心者向け:Canvaなどの簡単ツール
・プロ向け:Adobe InDesignやIllustrator
6.印刷・配布の計画を立てる
・印刷会社の選定(ラクスルなど)
・紙質と仕上げの選択
・配布方法の決定(手渡し、郵送など)

あっという間に答えをくれました。

Step1と2をすっ飛ばして、Step3から始めようとしていた私。そりゃ進まないわけだ。
しかし、手順がわかった今、何をすべきかが見えてきました。
ここは焦らず、土台からしっかり固めていこうと思います。

よし、やろう。

まず、Step1とStep3は社長と相談しながら進めました。

<Step1:目的を確認する
・利用者想定:主に営業部や社長が使用することを想定。
・役割:初めて会う人や久しぶりに会う人に「最近うちの会社ではこんなことやってます。」と伝える役割を持たせる。

<Step2:必要な情報を整理する
ここは効率化のために、会社のHPから抜粋!

・代表挨拶:会社の想いとビジョンを伝える一言を掲載。
・会社概要:所在地、設立年、社員数など基本情報を明記。
・イシダテックの強み:オーダーメイド製品の特徴や技術力をアピール。
・事業内容:具体的な取り組みや提供しているサービスを分かりやすく紹介。
・沿革:イシダテックの歴史をストーリー性を持たせて記載。
・HPやSNSへのリンク:詳細情報への誘導を目的としたQRコードを掲載。
・(おまけ)近隣グルメマップ:地元焼津のお役立ち情報を加えることで、親しみやすさを演出。

掲載する情報は、「簡潔に」「伝わりやすく」 をキーワードに整理しました。さらに、地元愛を感じられる「グルメマップ」のような付加価値コンテンツを加えることで、パンフレットを手に取った人に興味を持ってもらう作戦。
これで、伝えたいことが明確になり、次のステップに進む準備が整いました!

<Step3:レイアウト案を決める
ページ数・閉じ方・開き方は、載せたい情報のボリュームに合わせて決定。
デザインの方向性は、会社のHPと統一感を持たせることで、ブランドイメージを強化。

<Step4:素材を準備する
実は、ここが制作と並ぶくらい大変な作業でした。
パンフレットの沿革の部分に載せる内容として、イシダテックの歴史がわかる素材を探すため過去の資料を掘り起こすことに。
沿革や実績、写真データなど、あらゆる情報が詰め込まれた膨大な資料。
どこから手をつけたらいいものか、、、

そんな中、資料を整理していると、こんなものを発見!

なんと、昔のイシダテックの会社パンフレット

かっこいい!
”考える力”がishidaの原動力
イラストのアイコンが可愛い

歴代の装置がたくさん載っていました。
そもそもなぜ今イシダテックにパンフレットがないのか、聞いてみたところ、答えはこうでした。
「オーダーメイドだから製品を載せられない」

確かに、イシダテックの製品はお客様の要望に応じた一品モノ。
載せられる製品がないわけではないけれど、その一部を載せようとすると、「これじゃ情報が足りない」となるし、すべてを載せようとすると「軽く本になってしまう」レベルのボリューム感、、、。

そこで、製品そのものではなく、いかにイシダテックのことを伝えられるかに重点を置くことが、パンフレット制作のカギになると気づきました。

<Step6:制作ツールを選ぶ
デザイン作業を始めるにあたり、まずはツール選び。
簡単にデザインが作れるCanvaも候補に挙がりましたが、印刷物としてのクオリティや細かい調整が難しい点を考慮。
最終的には、Illustratorを使うことにしました。

制作

ここからは、ひたすら手を動かしてデザインを形にしていくフェーズです。デザインでこだわったポイントは、会社のHPとの統一感。パンフレットを手に取った人が、HPを見たり他の媒体に触れたりしても、「同じ会社だ」と一貫した印象を持ってもらえることが大切だと考えました。

ロゴや色使い、フォント、レイアウトのテイストをそろえつつ、パンフレットならではの魅力が伝わるよう試行錯誤の日々が続きました。

ついに、、、

パンフレットの形は観音開きタイプに決定。

こんなやつ。


ヴィーナスさん入りの表紙

沿革、すごくこだわったので説明させて下さい!笑

<鉄工所スタート>

<第一号機>みかんシロップ注入機
地元焼津らしい「みかん」に関わる機械が第一号!
ここから機械づくりがスタート。

<初めての人手に変わる機械>プレデングマシン
手作業の負担を軽減する画期的な製品が誕生。

<たくさんのオーダーメイド機械開発>
多様なニーズに応えるため、次々とオーダーメイド機械を生み出す時代へ。

<不可能を可能にした>イカ自動ツボ抜きシステム
業界を驚かせた(?)技術革新の瞬間!
「これ、機械でできるの?」を形にしました。

<自社でソフトウェアの開発>AIを搭載した画像検査装置
ハードウェア開発のみならず、自社でソフトウェア開発を行い、ワンストップで提案できるようになりました。

歴史の流れがひと目で分かるようにしつつ、それぞれのポイントが読んだ人の記憶に残るよう工夫しました。

事業内容
過去の資料を参考にイラストを用いて作成。
お役立ちマップも完成!
地元のグルメ情報を詰め込んで、ちょっと楽しいページに。

そしてついに営業部にお披露目!これで完成、、、!

そんなテンポよくはいきませんでした。
しっかり修正依頼をいただきました。笑

内容としては、表紙とグルメマップがポップすぎるとのこと。
確かにちょっと遊び心が強すぎたかも?
早速修正して、さらにバランスの取れた仕上がりにしていきます!

表紙はこんな感じで決定!

そしてグルメマップですが、、、
実はまだ完成していません!!!!

「まだ完成してないんかーい!!」
って突っ込みが聞こえてきます。ごめんなさい、、、笑

でも、待っててください!
もっと良いパンフレットを目指して、修正作業に全力投球します!!

そして完成したらまた報告します!
お楽しみに!!!!

(((((無理やり締めた感)))))

突然ですが、、、

ソウルドアウト株式会社様のウェビナーに、登壇させていただくことになりました🙌

静岡の中小メーカーであるイシダテックが、どのようにして「Z世代の注目企業2022」に選ばれるまで至ったのか、その過程で役立った note 活用術についてお話しさせていただきます。

今回のウェビナーでは、
✅ 中小企業が全国にファンを作るための情報発信術
✅ 採用候補者の心を掴むコンテンツ作り
✅ 「継続」という課題への取り組み方

といったテーマについて、私たちの実例を交えながら具体的にご紹介します!

🗓 開催概要
日時:2025年1月23日(木)12:00 - 12:55
開催方法:Zoom(オンライン)
参加費:無料

少しでも皆さまの参考になるお話ができればと思います。
ぜひご参加ください!
👉申し込みはこちら


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