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石田社長、教えてください! [インタビュー後編]

イシダテック総務部の小山です。

前回に続き社長インタビュー後編をお届けします!

インタビュー前編はこちら↓

前回のあらすじ

・石田社長の仕事の基礎は「お客さまの成長に貢献する」「個人の創造性と個性を尊重する」「誠実に徹する」

・営業案件統括として、2015年に先代である父(当時の代表取締役社長)をサポートするところからスタート

「数ある問題を工学的アプローチによって効率的・合理的に検討し、仕組み化する」、経営工学の本質を大切にしている

・今後も目指すのはプロセス・イノベーション(※)や、人間の機能拡張。
※「新しいもしくは抜本的に改良された生産手法の導入」のことなのですが、約70%の製造現場では「やりたくてもできない」状態にある

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社長インタビュー後編:「イシダテックの強みとその源泉」

— イシダテックの強みってなんでしょう?

キーワードで言うと…「発想力」だと思っています。
他にも「柔軟さ」「素直さ」「気合と根性」なども浮かびますが(笑)。

弊社製品はオーダーメイドがメインで、既製品は多くありません。
だからこそ、「どうしたら製品化できるか?」ということはどの企業よりも考えていると自負しています。

固定観念にとらわれず、新たな発想によってお客さまの抱く課題を解決するご提案ができること。これこそがイシダテックの強みですね。


— 発想力!「新たな発想」の源泉は?

「好奇心」だと思います。

厳しい制約条件下のお悩みや、他の企業で断られた課題など、お客さまからの難しいお題に対して、いかに「おもしろそう!」と感じ、熱意を持って取り組めるかを大切にしています。

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ー そうやって製品が形になっていくわけですね。

はい。ただ最初から正解がでることは少ないです。
むしろほとんどないかもしれません。というか正解が何かはわかりません。

そして先程、固定観念にとらわれないと話しましたが、固定観念ができるほど皆さん何にも縛られていないんだと思います。

まずは荒削りなアイディアからでも議論・検証を重ね、そこから実装可能なアイディアへとブラッシュアップしていくイメージですね。

そうそう、このあたりの知見を固めておきたくて、デザインシンキング研修をスクラッチで作ってもらい実施したのですが、数回実施し議論すると今度は、ナレッジマネジメントが重要では?といった結論になり、弊社にとってのデータアーキテクチャってどうあるべきな...(ありがちな脱線パターンとわかってきたので、この後の社長の妖怪一反木綿のような絵と長話は記事では省略しています)


ー 発想力には好奇心が大切で、正解はわからないけど最も正しいと思われるゴールにチームで向かうということですね!

はい。そうですね!


ー 会社としても大事にしていることの一つですよね。

弊社では10代から60代まで幅広い社員が働いていますが、好奇心は年齢に関係なくみんな持っているように思います。その種を見つけるのは自分次第ですし、年齢に関係なく育てていけるものだと信じています。

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既知の機構やアイディアでは解決できない課題も多数あったからこそ、
「発想力」は創業以来非常に大切にしてきたもの。
(写真の記事は前身である石田鉄工所創業30周年記念誌より抜粋)


イシダテックのこれから


— イシダテックはこれからどうなっていくんでしょうか?

私たちの仕事は、打ち合わせを通じて要件や仕様を定義していきます。
密にコミュニケーションを取りながらお客さまの課題を解決し、そしてイシダテックの仕事により満足してもらえるよう目指したいですね。

真摯に、誠実に向き合い続けることで、

「こんなことを実現したいからこの装置はこうであってくれ!」と強力に推進してくださる方や、

「責任は自分が取るから、新しいことも多いけど一緒に走りましょう!」という方に出会うことができました。
お客様が夢をお持ちだとこちらも燃えますね。

同じ方向を向いて(大変なことも多いですが)正しく努力することで、より良い製品が提供でき、ご満足いただけると思っています!

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— 事業としては、急速な成長をしていくのでしょうか?

欅みたいな育ち方を目指したいですね。お一人でも多くのお客さまに「秘密兵器」をお届けしたい一方で、事業を急速に拡大したいとは考えていません。

「いいものはゆっくり育つ」と思っているので、

好奇心や素直さを忘れず、社是「なくてはならぬ人となれ!」を胸に、カオスを楽しんでいきたいと思います。

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◉プロフィール
株式会社イシダテック 代表取締役社長 石田 尚
筑波大学大学院(工学)修了。在籍中はペンシルベニア州立大学、ウィーン経済経営大学大学院に留学し経営工学を専攻。大学院修了後、株式会社エル・ティー・エスに入社。シニアコンサルタントとして多様なプロジェクトに従事したのち、2015年に株式会社イシダテックに入社。2018年、関連会社アーオーグループジャパン株式会社を設立し、同社取締役最高執行責任者に就任。2021年1月より現職。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次回!(小山)


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が、アカウントが制限されてしまいました。笑


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