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セミナーで紹介した「秘訣」を、地方×中小×製造業なイシダテックの人気記事10本に当てはめて補足してみる。

はじめに


偉そうに、自分もできないことをしゃべって申し訳ありません―。


「広報部なしで週1発信を1年間続けられた秘訣」をお話しさせていただき、ひとり反省会も終えました。イシダテック 総務部のこやまです。

先日 #notepro活用企業が語る シリーズに登壇させていただきました。
何度でも言いますが、私は総務部所属。広報/PRは専門外です。
あと写真撮影とかライティングとかデザインとか、全部未経験です。

でもアーカイブもどうぞ。笑




今週の内容&おことわり


当日は時間的な制約もあり、やや抽象度の高い話題でもあったはず。
なので今週のnoteは、セミナー内容補足!とさせていただきます。

私(あるいは弊社)が全くできていないことも、あたかもできているように話すこと、そして私見を多く含むことをお許しください。自戒です。

これはイシダテックの固有解でしかありません
正解もないので、ベースや参考程度にされてください
(それをこやまがTTPSするかもしれません。笑)




反響のあった記事で具体化してみる


このマガジンは単純に💜×100を超えた記事だけを集めています。
ピックアップした10本の記事とセミナー内容を当てはめてみることにより、当日の内容を補足しつつ少しだけ具体化してみようと思います。




前提として


定量値には引っ張られすぎたくない主義です。
でも1年2か月の運用で記事ストックは65本/240,758文字まで到達した結果、「初見の方はどれから読むべきか困りそう…。」なので、共感をいただいた記事たちを一か所にまとめることにしたのが上述したマガジンです。

地方で中小(なんなら零細)製造業の弊社。
担当者も含めきらきらしていないし、ブリブリの昭和の企業です。笑

・以下は定量値に対するこやまの私見
変数的要素(Ex.プチバズしちゃった!やストック記事数増加、公開後の期間経過)等全てを考慮するのは不可能に近く、傾向を知る程度に留めつつ…。
無視/軽視ができないのもまた事実なので、noteproのAnalyticsで見れる粒度の情報参照に留めています。
何より主目的がPVではなく、採用広報であることも忘れてはならない。

では本題へ行きましょう!




結局、Twitterもやってよかった話


①はじめまして~

②改めまして~


この2本からはnote × Twitter間の相互流入や連動性の重要さを感じます。
ストック&フローという単純な言葉で表現されますが、特に固定ツイートに設定した「はじめまして」は、noteへの重要な入口になっています。
(pro導入以後note内流入は30%程度で、Twitter&検索エンジン各20%程度)

そして多くの方にコメント付きで拡散していただいたことも大きかった。
企業発信は信用度が低い!や、おもしろくない!なんて言われることもありますが、拡散してくださる方々のおかげで説得力が増しました…。


▶JavaScript is not available になってますがTwitterの検索結果に飛びます

社内向け資料でもエッセンスだけ説明した
ちなみにTwitter運用は苦手(笑)
実は全体の15%がFacebook経由(やってないのに)
これは社長と時々こやま個人のアカウントによるもの




発信体制を作るには、の話


イシダテックのnoteには、とにかく社員が積極的に出てくれています。
今回の質問でも、「社員の巻き込み方は…?」がありました。

これはやや事後分析的ですが社長が "2本目" で登場したのがよかったかも。
これにより発信活動の重要度/注力への姿勢が伝わったかもしれません。


▫ Ex:社員に登場をお願いする時
意図やお伝えしたい相手、聞きたい内容は事前に伝えます。
そして私としては ①強制しないこと ②質で返すこと を念頭に置き、記事をご家族に自慢してもらえるレベルまで到達させることが目標です。

・事前に上長に耳打ちしておく
・社長の威を借る狐になる
まで準備してから本人に対面で伝えるようにしています。

山村さんは出社しない日もあるのでメールで依頼した(実物)
※翌週にはインタビューを公開




休憩


個人的にアイスブレイクは、
「イシダテックをご存知の方はいらっしゃいますか?」にしたかった。笑

きっと辛い思いをしたはず
でも呼ばれれば飛んでく #だれだテック




補足①:企業の情報発信は遠回しにしたい


それもあって、”起承転結” の ”起” を厚く。の話

弊社のような採用広報という文脈では、組織の様々な姿を見せるべき。
中でも会社の歴史や、背景的な情報、日常的な様子は特に発信すべきもの。では弊社にとっての珍事徹底!のような、社風や文化はどこに宿るのか…?

それは、物事の発端だ!!!
(と思っているので) "起承転結" の "起" をやたら細かく描写しています。


だからいつも同じような構成でnote書いてる

▫ 個人の感想ですが…!(こやま超私見)
一つの型になったのが、先ほどの大掃除と魔境の謎部屋の話。
読み物/コンテンツのおもしろさと、企業として伝えたいことのバランス。
トレードオフをクリアした「いい感じに遠回しな会社紹介資料」を書くことが個人目標です。

「結」だけ書くのであればそもそも140文字Twitterで足りそう。




補足②:テーマのコンフリクト


ストーリーの基本はコンフリクトだ!と教わった記憶があります。
狙いすぎると「うわ、露骨…」になるので、頭の片隅レベルに置いておくと少しだけ反響の起こりやすいテーマができるかもしれません。


弊社の例では、#DXシリーズ がまさに該当します。

  • ブリブリの昭和の企業なのに

  • いろんな世代の人がいるのに

  • 製造業でガチの中小規模なのに

そんな背景を基に共感していただいたり、ギャップを感じたり。
みなさんの組織に当てはめたらどんなものがあるか想像してみてください!




毎週投稿で、ネタは途切れないのか?の話


本題に戻り、やはりQ&Aでもいただいた観点がこれでした。
正直ある程度の期間発信を続けてくると、困るときはあるはず。

そんな時、「派生形」という視点を持っておくと心強いです。
定期的な投稿を行う場合のネタ確保に加え、長期的な目線でも触れやすさや入口の広さにも通ずる部分なので、重要なポイントでは?と考えています。


社員インタビューを例に解説します
イシダテックは社員が少ない(42名 : 2022/10現在)
つまり装弾数が少ないので、工夫せざるを得ない

でも社員インタビューでもっともスキをいただいたのは、ど真ん中な記事。(多分・きっと)中原さんが本心で語ってくれたので、言葉に意思が込められている印象。これに関しては、読後感が圧倒的にある。

SNS、やってみないとわからないことも多々

セミナー後に shodai さん (@shodaiiiiii)のTweetを見てドキッとしました。
私の話を聞いてくださったみなさんも「?」だったんじゃないかと思って…




+人を巻き込んだ話


おもしろいことやってるのに、伝えてない―。
原点にはこの考えがありますが、社外の方と行う取り組みも書き方次第では立派な会社紹介になるはず。お願いしたみなさまにもご快諾いただき、記事が複数本生まれています。

このスライド1枚にお伝えしたい要素が詰まっている気も。
コンテンツを考える→人を巻き込む→入口増える→こじつける…
弊社を知っていただくフックになった記事も多かったです。

結桜さんは弊社note→おかあさまのSNS経由でローカルニュースにも
(ちなみにこやまは「チームゆら」の一員です。笑)




みんなに刺さった、視点の話


ここがおそらくみなさんに届き、持ち帰っていただけたポイントでした。
コンテンツには気づけるか/気づけないか、ではないだろうかという話です。

探すというより見つけるor気づく

歴史あるいは創業に想いがあって、お客さまだっていらっしゃって、働いている方がいらっしゃるなら、ストーリーになるものがないわけがない説

を個人的には推したい




ではどうしたら見つけやすいのか


見つけるには、視点が3つあればなお良いかもしれません。
「鳥の目」は難しいようにも思えますが、CSの方もいらっしゃいますし。note proに入ればの話ですが―。


でも外部の人はご友人だっていいですし、
中途入社された方だって代わりにはきっとなってくれます

注)こやまオリジナルでは決してなく、多角的視点を持つために…な文脈で言われていること。

セミナー後には、「魚と鳥をミックスしてトビウオを目指します!」なんて方もいらっしゃいました。個人的にはすごくいいと思うし、固定観念を疑う第4のコウモリの目なんてのもあったりしますよ。笑


そして生まれたもの


弊社の場合では、社内的には無自覚であるのにも関わらず、外部から見るとありえないほどに徹底しまくっている「大掃除」が見えてきたり……、


#やってみた大賞 タグと「魔境の謎部屋改装した話」がマッチするのでは?とそれぞれの視点から見えてきたりします。
ネタ出しは社内から始まるとしても、コンテンツにする段階で伝えたいことが明確にできる… というイメージが近しいかもしれません。




では最後に、みなさんの背中を押します


ここまで、私自身ができていないことも散々お伝えしました。
でも実は個人として留意していることの中で大きいのが、諦めることです。


と爆笑しながら語っています

センスは先天的でないし、学ぶべきこともたくさんありますが。
現段階ではサムネイルや写真撮影は私にとって諦めの領域にあります。
これから進化できるようにかんばります!レベルです。

専門部署がないとこの辺りはお悩みになる方も多いはず。
私はもはや手作り感みたいな… 味だと思って勝手に納得してます。笑


イベントタグにも該当しますが、 #デスクツアー は典型的諦めの1本です。
写真はプロの方が撮影してくださりストックしてあったもの以外スマホ。
サムネイルなんてひどいものです。この後差し替えたいレベル。

「みんなの机行くね!」から約3時間で公開に至った裏話もあるのですが、文章だけは諦めずにちゃんと書きました。
(担当者レベルで)やること/やらないことをはっきりさせているのも、週1発信の秘訣と言えなくもない…!気がしたのでご紹介しました。


結局のところ


地方だから…?中小企業だから…?製造業だから…?B2Bだから…?
正直一切関係ないと思っています。ただ(中でも専門部署が無い企業では)全てを完璧にしようとすると、週1ペースの発信は大変かもしれません。
その時はこんなマインドの人もいることも思い出して、一歩を踏み出す方が増えたらいいなと思っています。




おわりに

株式会社noteの長橋さん・向井さんのお二方をはじめ、担当部署のみなさまのお力添えに改めて御礼を申し上げます。
(長橋さんがいらっしゃらなかったら私は半日くらいしゃべってます。笑)

お忙しいところご参加いただいたみなさまからのコメントも拝見しました!
参考にはなっていたようで…?ぜひメンバーシップにもおいでください。笑
詳細は、アーカイブをどうぞ!と最後に改めてお伝えします。(こやま)

▶セミナー本編はこちらから
秘訣、まだまだあります。
そして長橋さんに秘密の導線設計を暴露されています。笑

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