これからの「わさび」の話をしよう
突然ですが……
アグリ事業に領域展開します
弊社は、わさび人工栽培スタートアップと資本業務提携を締結しました。
なので、一緒にわさびを作ります。
きっかけ、まさかのSNS
皆さんはFacebookをご存知でしょうか?
FacebookはMeta社によって運営されているSNSの古株、広告企業です。
利用者が許可をしていれば、アルゴリズムによって「もしかしたら知り合いかもしれないけど、必ずしもそうではないかもしれない」人が、親切に提示されます。
アルゴリズムが起こしたあるご縁
わさび人工栽培を手掛ける株式会社NEXTAGEの中村社長は、社長の石田が毎週投稿するnoteの更新案内と、「もしかして知り合い?」機能をご参考にされたことでしょう。
2021年9月にこんなやりとりが生まれたようです。
ただ社長の石田は当時を次のように振り返っています。
とりあえず、お会いしてみた
2021年のアグリテックグランプリ * 受賞後の協議にて中村社長が静岡にお立ち寄りになるタイミングで、お会いすることになりました。
社長はこの実のない会話を忘れもしないのだそう。
ご縁はわかった、なぜ資本業務提携を?
note、そしてFacebookとSNSが繋いでくれたご縁。
こうしてNEXTAGEさまと弊社は邂逅したようです。笑
では資本業務提携を行う動機について、ここで言語化してみます。
①イシダテックの「新技術」への感度
弊社には「機械でできることは機械で、伝統の味を大切に」というモットーがあります。そしてお客様の成長に貢献する「秘密兵器」は既存技術と新技術の融合によって生まれることも。FOOMA関連でご紹介した深層学習型AIと知見を活かしたハードの設計という組み合わせがその代表例です。
確かに外見の印象は「ブリブリの昭和の企業」や「町工場」かも。
それでも内側にいる人間は先を見据え、可能性に向かって飛び込みます。
また静岡県は全国屈指のわさびの生産地ながら、従事者の高齢化・気候シフトによる影響でその栽培環境には逆境が続いているといえます。
そんな諸課題も技術の力によって解決することで、「機械にできることは機械で、伝統の味を大切に」を実現するお手伝いができれば理想です。
②おいしいわさびでお魚食べたい
何も考えていないみたいな動機ですが……、
「食」に対する想いは尽きることはない、ということです。
今回の資本業務提携に際しては、静岡R&Dセンターという形で弊社(焼津市坂本)構内の古いコンテナを利用した栽培モジュールの稼働を予定しています。
先述したように、わさび栽培モジュールの実現と安定運用には高度な技術が必要になります。そこで弊社の得意領域である装置技術と、ある秘密兵器によってNEXTAGEさまを後押しします。
③ある秘密兵器、「EMT」を稼働させる
イシダテックはひょんなことから米国企業であるExtreme Microbial Technologies社製品の日本における独占販売権を取得しています。
米国の畜肉加工会社、チーズ会社、遠洋操業船、野菜加工会社など…、
食品業界で導入が進んでいる、非常に独特な空間・表面殺菌技術がEMT社の製品が持つ特徴です。
わさびに限らず、栽培モジュールにおいて高品質な製品を生産するために欠かせない要素の一つ「新鮮な空気」をEMTが実現します。
おわりに
▶2022/07/21 12:00~
PRTimes/NEXTAGEさまHPでも情報を公開しました!