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【参加レポート】8周年事業発表会、参加してきた。


イシダテック 総務部の小山です。
今週の記事は、先日開催された  #note8周年事業発表会   参加レポートです。
公認レポーターとしての役割を全うします!


公認レポーターは比較的個人のクリエイターさんが多かったよう。
そこで弊社のレポートは法人目線も交えてお伝えしてみます。




noteのミッション、至る所に



まず、事業発表会全体を通じて伝わってきたのが、noteのミッション。
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」
その言葉の意味が至る所に、一貫性を持って表現されていました。


インターネットでは、創作が多くの人にとって身近になった。
でもそれを続ける仕組みがない ━。

note株式会社 加藤CEOより


物理的障壁の少ないインターネット上では、不特定多数の方に向けた創作を始めやすくなりました。しかし加藤CEOが話をされた通り、コンテンツをストックし続けることの難しさは、誰しもが直面する壁ではないでしょうか。


そして私は法人の運用担当者なので個人のクリエイターの皆さんともやや異なる見方かもしれませんが、発信した内容が「届いている!」という実感を得られる仕組みは継続していくモチベーションです。


だからこそ選ぶべきは、noteという街。


noteは会員登録者数が5,000,000人を超えた一大プラットフォーム
つまり、それだけ潜在的に読者になってくださる方がいるということ。
特に弊社のような中小企業の場合、自社サイトを訪問するユニークユーザー数とこの街の大きさを比較すればどちらで発信活動をすべきかは考えるまでもありません。

それでも初めて記事を公開した頃は心配事もありました。
製品を「秘密兵器」と呼ぶ、誰も知らないB2B企業、イシダテック。
目には触れても、読んでくれる人はいるのだろうか、という点です。


発表会資料より


街全体に背中を押してもらっている実感


しかし、蓋を開けてみれば、会員/非会員問わず「スキ」という形で記事へのリアクションを表現してくれる方達がたくさんいます。

心が折れそうになりながら翌週のネタをひねり出すときもあります(笑)
(お題やコンテストにも助けられましたが……。)
それでも継続できているのはこの「あたたかい街」にいるからこそです。


週1更新を継続し、これまで書いた記事は37本
約60件/1記事のスキをいただき、その数だけ背中を押してもらっている感覚

「自分の作品にスキがつくと本当にうれしい」とみなさん仰ってくれます。
それがあると、また創作をする。創作と好意の表現がきれいに循環した結果がこの数字だと思っています。

note株式会社 加藤CEOより
累計総スキ数は2.6億、まさに好意の循環
日本国民が一人当たり2回くらいスキを押してる計算なんだなあ(ガバガバ計算)

【衝撃】noteのクリエイターエコノミーとクリエイターサクセス
・累計売上1億円超のクリエイター28人
・コンテンツ総購入数36,000,000件(5年で30倍)
・Top1000クリエイターの平均収入6,670,000円 etc…

なんだかんだ言っても創作と金銭は切っても切れないもの
この数字にはびっくりしました!




法人のためのnote


やはり注目ポイントはここ。
個人的には法人にはどのSNSよりもnoteをおすすめしたい!



まず、法人のnote利用数は、2022/04時点で12,000件を突破しています。


街には学校などの公的機関が必要なのと同じ。
法人も個人も入り混じって日々たくさんの記事が投稿されている。


それだけでなく、

  • 利用企業の規模(スタートアップ ~ 大企業まで)

  • 利用企業の業種(メーカー、金融、メディア等幅広く)

2軸ともに幅広いことがnoteの大きな特徴。
私自身 #企業のnoteをよく読みますが、内容、分量、更新頻度も多種多様。しかし各社の個性が街の中で輝いている印象です。

そしてシンプルな作りが徹底されているnoteという街で最も特徴的なのは「長さ」のあるストーリーを伝える場所として最適であるということ。
それが12,000もの法人に選ばれてきた理由ではないでしょうか。


余談:noteは、ボタン1個増やすにも慎重らしい。(質疑応答より)

これも創作をはじめ、続られる仕組みの一つだと思います。
8か月間noteを利用して思うことが、できることが決して多くはないこと。
そしてカイゼンの活動がものすごいこと。
だからこそ、創作にあたって余計なことで悩む必要が一切ありません。
作りこまなくても、最初からもう完成していました。

※担当者個人の見解です


活用事例、紹介させて……!


ひとくくりに「法人」と言っても、各社の個性が際立つのがnoteの良さ


具体的な活用事例として4社がピックアップ
大企業から、経営者個人としての発信、さらにはユニコーン企業まで、その多様性もさることながら、おもしろそうな法人の中身やその裏側を知ることができるチャンスが広がっています。


・KIRIN HDさん
グループ各社のストーリーを展開(なんとnote利用開始は2019年!)

#造る人たち シリーズが好きです。まさにLook at story。


・パナソニックグループ 楠見CEO
社長就任と同時に開設、上場企業のトップが個人名義で開設した初事例

私も「自分が生まれる前から働いてんのか…!」と驚いたひとりです。笑
経営者自身の言葉が「読める」素敵なnote。


・SmartHRさん
社員向けの情報を社外にも広く伝える、オープンに伝えることが特徴

なんと言っても #オープン社内報 その一言に尽きる。


そして、弊社。


・イシダテック
「誰…?」
と思われたかもしれませんが、大掃除で本気を出した話やら社員にただただ趣味や好きなことを聞いてみたインタビュー等、11,999社とは同質化しない、模倣困難な記事(笑)を毎週水曜にお届けしています。

「採用活動に効果があった」とご紹介いただいた通り、様々な要因はあれどnoteをはじめてから8か月間で採用に成功した社員は8名、42名の組織に。
ちなみに究極目標は「SNS経由でお仕事受注」です。




「note Brand Story」も新パートナーが参画


発信活動をはじめるにあたって最も難しいことは、
自社の魅力に気付き、読者の関心と結びつけること。

加えて質の高いコンテンツを出し続けることはやはり簡単ではありません。
それをプロが叶える圧倒的な創作支援サービスがパワーアップしたそう。
依頼ごとにターゲット読者層は異なるはずですが、それに合わせてパートナーを選ぶことができそうなイメージです。


クライアント企業は、トップクラスのクリエイティブネットワークを有する出版社の編集者視点で、ブランドの魅力を客観的に分析し、社会の文脈や読者の関心とつながるオウンドコンテンツを作ることができます。

PR TIMESより引用
1回頼んでみたいかも
「圧倒的な編集力」を持つプロが作る、新しい創作のかたち


余談:noteにないもの(質疑応答の一部から)

そういえばランキングがない。
でもこれは多様性を重視するという姿勢によるものだそう。
だからみんな違ってみんな面白いのだと思うし、バーチャル本屋さんみたいな感覚です。ふと表紙を開けて読んだらおもしろくて、スキを押していることが私もよくあります!




目玉は「noteメンバーシップ」


事業発表会の目玉は今夏スタートのnoteメンバーシップ。
「だれでもnoteで月額制サブスクリプションをつくれる新機能」
でありつつも、その利用方法はクリエイター次第で幅が広がる予感です。

活動やコンテンツを見ることはもちろん、コミュニティや創作過程に参加することができます。また、掲示板でクリエイターやファン同士のつながりを深め、継続的に応援することができます。

note公式記事より引用
 ものすごくシンプルに言えば、サークル機能の強化版的なイメージ


これまで以上にnoteがおもしろくなりそう!


機能面の詳細は公式の記事を読んでいただくこととして…

弊社もnoteのおかげで様々な読者の方と繋がることができました。
ファンだよ!と言ってもらったり、記事をシェアしてもらったり。
でもそれだけで終わってしまう、という悩みをひっそりと抱えていました。

そこで、

①記事として公開したコンテンツをより深堀りするクローズドな場
②双方向性のあるコミュニケーションでより近くに感じていただける場


を設けるイメージを持って、サークル開設申請を準備していました。
クリエイター側としては、読者とより近い関係性(しかも双方向の)を持つことができたら理想的ですよね。同時に金銭面でも創作の支援につながり得るという素敵なサイクルだと私は捉えています。

サークル機能はどれくらいの方に参加していただけるかはわかりませんが、開設しないと0人のままだしやるだけやってみようと思っていました(笑)

そんな時にこの情報を伺ったので「おおおおお!」ってなりました。


運営イメージ、膨らませてみた。


これまでのnoteの使い方は弊社を単に見てもらう、一方向のものでした。
もはやコンテンツを一緒に作っていくような創作の形が作れたら、法人アカウントにとっても非常に面白い使い方が可能になると想像しています。
しかも、文字ベースでなくてもいい!となれば、その幅は無限大ですね。

例えば、

  • オンライン会社見学

  • プロジェクトのミーティングへの参加

  • 大掃除のオペレーションをみんなで一緒に考えてみる


などなど、使い方はいくらでも思いつきます。
それに弊社でもこれまでの8か月間でも伝えきれなかったことや、どうしても書くのが難しかったことなど、まだまだお見せできていない部分が。

そういった内容も包み隠さずお見せできるクローズドな場として活用していけそうな予感があり、非常に楽しみにしている新機能です。


リリースは2022年夏!


随時最新情報も提供され、使い方の勉強会なども開かれるとのこと。
活用案を練りながら待ってみたいと思います!


LPではニュースレター登録が可能。私も登録しました!




▼8周年事業発表会、参加してみて

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というブレない軸があるnoteというプラットフォーム。クリエイターを第一とし、一番大切な一方で一番難しい、「継続」を後押ししてくれる仕組みによって街にあたたかさや活気が溢れているのだと感じさせられました。

新機能追加など様々な施策を通じ、noteがより素敵な場所になっていくことをクリエイターとしても、読み手としても期待しています。個人や法人問わず素敵なコンテンツにこれからも出会い続けられたらいいなあ。
ちなみに弊社も「noteを続けてよかったこと」をまだまだたくさん感じていきたいので、創作の継続 = 毎週投稿、がんばります!(こやま)