DX認定、取得してみた。
総務部のこやまです。
突然ですが……
DX認定事業者として認定を受けました!
前提:DX認定制度とは
そもそも、DX認定制度自体は聞きなれない方も多いかもしれません。
この認定について、経済産業省HPでは下記のように説明されています。
「?」ってなりますよね。
なのでデジタルガバナンス・コードに少し触れておきます。
これでもおそらくまだ「?」ってなりますよね。
なので最終的に私個人での理解で訳するならば…
これが私なりに超噛み砕いた "デジタルガバナンス・コード" です。
ここまで理解してようやくDX認定の話が始められるわけですが……。
ビジョン
戦略(体制構築や環境整備)
戦略達成状況に係る指標の決定
ガバナンスシステム
これら4つの柱を明確にすることで、デジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態=DX-Readyであることを客観的にも示してくれるのが、今回取得したDX認定です。
結局:何が言いたいかというと
ここまでいろいろ話してきましたが、DX認定制度自体はDX-Ready事業者を認定するもの。
取れて満足か?:絶対違う!
取ってどうする?:アピールには使える!
取って終わりか?:むしろスタートラインに立った!
というのが弊社の置かれている状況です。
ではなぜ手間をかけて申請し認定を受けたのか、という話へ続きます。
なぜ:地方で操業する中小製造業なイシダテックが認定制度を取る意味
これまでも、#DXシリーズ として弊社内の業務変革を公開してきました。
業務オペレーション的観点だけでなく、事業面でもAI開発によるサービス拡充やリモートサポート導入など、ビジネスモデルの変容へすでに弊社は動き出しています。
もしかして:これってDX-Ready?
総合的に取り組みを振り返ると、DX-Ready:自らのビジネスを変革する準備ができている状態へ『多分』進んでいる…みたいな感覚です。
いま&そしてこれから:加速するために
しかしながら弊社社長の石田が書いたように……、
現在の状態はDXとは呼べない=これはただのIT化なのでは?と思うところが心のどこかにあったのもまた事実です。
変化こそ起こしているが、明確に何かが変わったわけではない―。
さらに「大きく何かを変える」という文脈では、42人の組織がDX4.0レベルのインパクトを残すムーブメントを作れる、とは言い切れないのもまた事実かもしれません。(AI開発にはポテンシャルはあるかもですが)
しかしながら外部機関から認定を受けることができれば、「私たちのしていることはDXです!」と胸を張って言えるようになる!とも考えたわけです。
期待:認定取得を追い風に
あえて ”デジタル" と広く捉えますが、変化はとにかく早い。
外的要因では新市場型破壊的イノベーションでハード×ソフトが主流に!といったビジネスモデル転換がいつ起こるかもわからない。内的要因ではレガシーシステム傾倒で2025年の崖に一直線、競争力を失ってしまうかも―。
それをただ待つのではなく、ビジョンや戦略実現へ取り組みを続けます。
現在取り組み中の『DX推進』もありますが、進捗はこれからもこちらのnoteで発信を行っていきます!地方の中小製造業、がんばりましょう!
おわりに
▶マガジン #DXシリーズ について
▶申請は金澤さんがしました